![]() ![]() ![]() ![]() Microsoft、『Ajax』における同社のオープン性を強調この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070322/10.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
Microsoft (NASDAQ:MSFT) に勤める人間が、『Linux』OS 上でネイティブに動く Microsoft 製ソフトウェアを実演することなど、そうあることではない。しかし、ニューヨークで開催中の『AJAXWorld Conference & Expo 2007』(19-21日) で、Microsoft の『ASP.NET AJAX』(開発コード名 Atlas) 担当グループ プログラム マネージャ Brad Abrams 氏が行なったのは、まさにそのような内容だった。
Abrams 氏は基調講演の中で、Microsoft は司教座教会という言葉からイメージするような閉鎖的かつ権威的な組織ではなく、またオープンソースも、『Ajax』に関しては開放的な慈善市とは必ずしも言えないと主張した。これは、オープンソース活動の根幹をなす要素を批判したものと言える。 同氏が示した比喩は、Eric S. Raymond 氏が1999年に著した書籍『The Cathedral & the Bazaar』に由来する。この書籍は、オープンソース活動に大きな影響を与えた。Raymond 氏はこの本の中で、オープンソースの世界に参入している多くの主要組織を取り上げ、Microsoft のようなプロプライエタリ ベンダーを、閉鎖的で画一的な組織構造を持つ (と感じる人が多い) 司教座教会になぞらえてみせた一方、オープンソースはすべてのことが開放的で、コミュニティとの連携を伴う慈善市のような形で運営されていると述べた。 Abrams 氏は、ASP.NET AJAX に関して言うならば、Microsoft は司教座教会のようなものではなく、きわめて透明性が高いと主張した。また、最も成功したオープンソースの取り組みは商業ベンダーが後援しており、オープンソース組織が主張するほど慈善市的ではないとも述べた。 Abrams 氏によると、ASP.NET AJAX は商業ソリューション業界とオープンソース コミュニティの両方に、最良のものを提供するという。商業性という側面について言うと、Microsoft は年中無休体制のサポートを提供する。「オープンソースの世界では、さまざまな人たちに質問して回答を得ることができるが、私たちは確実なサポートを提供している」と同氏は語る。 次にオープンソースという側面だが、Microsoft は ASP.NET AJAX のコンポーネントについて、完全なソースコードを提供していると Abrams 氏は説明した。これらのコンポーネントは、同社のライセンス『Microsoft Permissive License』(Ms-PL) に従い、商業目的でも非商業目的でもソースコードの閲覧、変更、再配布が可能だ。 またオープン性という言葉は、さまざまなプラットフォームに対応するという意味も内包する。 そのため、Microsoft の Ajax ライブラリは、Mozilla Foundation の『Firefox』や、Apple の『Safari』など、近代的なすべての Web ブラウザに対応している。 さらに Abrams 氏の説明によると、ASP.NET AJAX を運用するために、サーバー側が『Windows』である必要さえないという。「ASP.NET AJAX はサーバーにも依存せず、『ASP.NET』『IIS』、あるいは Windows をサーバー上で動かしておく必要はない」と同氏は述べた。 |