Mozilla Foundation が Web ブラウザ『Firefox』を更新する際、いつもなら複数の脆弱性にまとめて対応するのが常だ。しかし、20日にリリースした『Firefox 2.0.0.3』と『Firefox 1.5.0.11』は、1件の脆弱性のみに対応したセキュリティ更新版だ。また今回の更新は、コミュニティの取り組み拡大による初めての成果でもある。
Mozilla は Firefox 2.0 などの主要リリースで、正式版公開までに複数のリリース候補を公開するという手法をとっている。リリース候補版をダウンロードしてインストールした誰もが、ベータプログラムに参加する格好だ。そして今後、Firefox の個々のポイントリリースも同様の形になる。
Mozilla Corporation のマーケティングおよび製品管理担当副社長 Christopher Beard 氏は、取材に対し次のように語った。「現在われわれは、世界中で数十万人のメンバーを擁しており、数か月以内にベータプログラムを拡大したい考えだ。ベータプログラムをマイナーリリースにも拡大することにより、セキュリティと安定性のためのリリースプロセスが、効果と品質の面で全体的に向上する」