![]() ![]() ![]() ![]() MontaVista、組み込み用 Linux OS 新版でシェア拡大を狙うこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070406/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
MontaVista Software は4日、『MontaVista Linux Professional Edition 5.0』のリリースを発表した。同社は、組み込み用 Linux の分野で高速かつ堅牢な製品を提供することにより、シェアの拡大を図っている。
バージョン5.0では、MontaVista が1年間にわたり提供してきたリアルタイム機能が強化されている。さらに、システムホストの必要なしに USB デバイスが相互作用できるようになっている。 今回のバージョン5.0は、主流となる Linux カーネルがリアルタイム機能の搭載間際にあり、組み込み型 Linux 市場における競争が激しさを増す中でのリリースとなった。例えば、MontaVista と競合する Wind River Systems (NASDAQ:WIND) は、自社製品ラインのリアルタイム機能をさらに強化したと謳っている。 MontaVista の CTO (最高技術責任者) で創設者の Jim Ready 氏は、取材に対し次のように述べている。「Professional Edition 5.0 で、当社はリアルタイム機能をユーザースペースへと前進させ、この機能性を活用するためにアプリケーション開発者が必要なコントロールを手にできるよう、堅牢性を高める機能を加えた」 MontaVista はここ数年間、リアルタイム Linux の開発に取り組んできた。同社は、2005年9月にリリースした『MontaVista Linux Professional Edition Pro 4.0』にリアルタイム機能を初めて搭載した。主流の Linux カーネル (kernel.org) では、『カーネル2.6.22』が出るまでに、リアルタイム関連のパッチがすべて統合される見込みだ。 Wind River は、Linux コミュニティのリアルタイムパッチについて、ハードリアルタイムではなくソフトリアルタイムだと強調している。ソフトリアルタイムは統計的にリアルタイムな応答性があるといった性質のものだが、ハードリアルタイムの場合は応答時間が保証されていて、規定の時間パラメータの範囲内で応答が得られることを前提として開発できるという。Wind River は今年2月、自社製品の強化を狙って Finite State Machine Labs (FSMLabs) からリアルタイム Linux 技術『RTLinux』を買収した。 しかし、MontaVista の考えでは、ハードリアルタイムとソフトリアルタイムに関する議論は問題にならないという。 「大部分のアプリケーションにとって、MontaVista Linux とリアルタイム OS (RTOS) の世界におけるリアルタイム機能に大きな差はない」と、Ready 氏は語った。 |