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2007年4月16日 09:00

Apple、『iPhone』優先で次期 OS『Leopard』の正式リリース延期

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Apple (NASDAQ:AAPL) は12日、次期版 OS『Mac OS X 10.5』(開発コード名『Leopard』) の正式リリースが遅れると発表した。同社はその理由について、6月にリリース予定の『iPhone』開発に、Mac OS X 開発チームから人材を回す必要があったためとしている。

Apple は当初、6月初めに開催する開発者イベント『Worldwide Developers Conference』(WWDC) で Leopard をリリースする計画だったが、今回の発表で Leopard の出荷を10月に延期すると述べた。iPhone は計画通り6月に出荷の予定だ。1月に Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏が iPhone を発表したときには、iPhone の出荷準備が整っていて、あとは米連邦通信委員会 (FCC) の認可を得るだけという印象だった。

Apple は短めの声明で次のように述べている。「iPhone は、これまでのモバイル端末が備えていたどんなものよりも洗練度の高いソフトウェアを搭載しており、スケジュール通りに仕上げるためには、代償が必要だった。すなわち、ソフトウェア エンジニアリングと品質保証を担当する重要な人材の一部を、Mac OS X チームから借りなければならなくなったため、結果として Leopard を予定通りにリリースできなくなる」

開発者たちが WWDC の会場で手にするのは、Leopard の「ほぼ正式版」となる。OS 開発者を携帯電話開発にあてるのは、奇妙なことに思えるかもしれないが、コンサルティング会社 Creative Strategies の社長 Tim Bajarin 氏によると、これは iPhone が Mac OS X をベースにしているからだという。

Bajarin 氏は取材に対し、次のように語った。「iPhone の発表があったときにも、こんなことになるかもしれないと思っていた。iPhone が紹介されたとき、私が一番興味を持ったのは、電話用の OS を別途用意したのではなく、Mac OS X をベースにした点だった。私がそのときに感じ、そして今でも感じることは、最終的に Apple は、とりあえず iPhone に使うが、将来は拡張することもできる、本当に豊かな OS 環境の構築を目指しているということだ」

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