Webテクノロジー 2007年4月24日 17:00

米 BOSaNOVA、暗号化でデータを保護するストレージセキュリティデバイス

著者: 海外 Thin Planet.com 編集部  オリジナル版を読む
2007年4月24日 17:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

米国 BOSaNOVA は2月26日(現地時間)、暗号化された蓄積データのセキュリティを高める「Q3 Storage Security Encryption」アプライアンスを発売した。

Q3 は、企業ネットワークや既存のバックアップ手順に一切影響を与えずに、バックアップデータの暗号化を行うもの。データパスとテープストレージデバイスとの中間に設置され、インストレーションは数分で簡単にできる。

また、ユーザーが入力するデュアルソフトキーと、特定の顧客独自のハードキーによる Q3 の二重認証により、強力かつシンプルなキー管理を実現する。さらに、このソリューションには、デュアルインターレース暗号技術モードの強力な暗号が用意されている。

先ごろ米国政府が規制に踏み切ったため、企業には法律の定めるところにより、消費者の個人情報を保護する必要が生じた。HIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)のようなものは、重要な個人データの安全を常時確保することを義務づけることで消費者を保護している。カリフォルニア州による法案1386号は、これをさらに一歩進め、顧客の個人データが危険にさらされている疑いがある場合は、そのことを本人に即座に伝えるよう義務づけている。移動中にテープを紛失したような単純なケースもこれに含まれる。

Identity Theft Resource Center によると、2006年には315件のセキュリティ侵害が明らかになり、およそ2,000万人の個人が影響を受けたという。盗まれたバックアップテープも、このセキュリティ侵害件数に大きく貢献している。

「バックアップデータの保護は見落とされることが多い。ディザスタリカバリにしか用途のない古い情報だけだから無用だと考えるところが多い」と BOSaNOVA の社長、Martin Pladgeman 氏は話す。

「Ponemon Research は声明のなかで、データのセキュリティ侵害により、企業は裁判などの各種費用としてレコードの侵害1件あたり平均182ドルの損失を被ったとしている。バックアップテープをひとつでも紛失すれば、このような高額の負担に加え、罰則、競争上の優位性の消滅、そして企業イメージの低下など、深刻な影響を受けることになる」(Pladgeman 氏)

BOSaNOVA のセキュリティソリューションディレクター、Mike Campbell 氏は、次のように語る。

「貴重なデータが悪用される可能性があり、政府が新たな規制に乗り出すなか、IT 管理者には、会社の蓄積データを守るという最大の責任がある。バックアップデータが100%常に保護されていることを確認するのはほぼ不可能だ。それだけで夜も眠れなくなるだろう。Q3 は、データが常に保護されていることを把握するための非介入型の手段だ」



トップページ | 画面トップ

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved. http://www.internet.com/