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2007年4月25日 11:30

Red Hat が『JBoss Enterprise Middleware』の新戦略を発表

Red Hat (NYSE:RHT) は24日、同社のオープンソース アプリケーション技術をより容易に入手して開発できるようにする狙いで、『JBoss Enterprise Middleware』製品に関して新たなミドルウェア戦略を明らかにするとともに、データ管理および統合ソフトウェア ベンダーの MetaMatrix を買収することを発表した。買収の金銭的条件は明らかになっていない。

Red Hat は、旧式アプリケーションをオープンソース アーキテクチャに移行することで、数十億ドル規模にのぼるミドルウェア アプリケーション市場でシェアを拡大したい考えだ。

同社エンタープライズ ソリューション部門で上級副社長を務める Tim Yeaton 氏は、新戦略発表の電話会見で次のように語った。「これはかなり大きな前進だ。特に、当社のミドルウェア製品分野において、MetaMatrix の技術およびより洗練され簡素化されたサブスクリプション モデルを加えることで、さまざまなミドルウェア技術のより広範な採用を促進できる」

Yeaton 氏は、MetaMatrix 買収の金銭的条件は明らかにしなかったが、買収手続きは60日以内に完了する見込みで、MetaMatrix の従業員は Red Hat に移る予定だと述べた。

Yeaton 氏によると、現在のビジネス インテリジェンス (BI) などのデータ集約型アプリケーションや、単一の顧客やトランザクションに関して単一ビューを構築しようとするアプリケーションにはさまざまな問題があるという。「MetaMatrix の技術は、こうした問題を統合型データサービスのサービス指向アーキテクチャ (SOA) レイヤによって解決する。これは、アプリケーションとデータソースを切り離し、データを露出させて、統合、ワークフロー、ビジネス処理モデリングなどのためのサービスとして使えるようにするものだ」とYeaton 氏は語った。

Yeaton 氏は、MetaMatrix のテクノロジをできるだけ早くオープンソース化する計画だと述べた。

Red Hat はまた、JBoss 技術の利用方法についても大幅な方針変更を発表した。これまでユーザーは、JBoss 技術のコンポーネントを1つ1つ個別に選んで組み合わせていかなければならなかった。今後は、コミュニティサイトの 『jboss.org』によって、開発者が最先端の JBoss 技術を入手できるようになる。

同社はまた、主要な JBoss ミドルウェア アプリケーション技術をすべて組み込んだ新ディストリビューション、『JBoss Enterprise Application Platform』の提供も行なう。

全体的には、Red Hat が Linux コミュニティの『Fedora』で行なっているディストリビューション モデルとほぼ同じだ。jboss.org のコミュニティは、より迅速なイノベーションを実現し公表していく場となる。

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