大手『Linux』ベンダー Red Hat (NYSE:RHT) は、当初の予定を前倒しにして Linux のリアルタイム実装を提供する計画だ。ただし、これまで同社が革新技術を実装する際にとっていた手順と異なり、同社が支援するコミュニティ開発版 Linux の『Fedora』が最初の実装対象にはならない。
Red Hat はこれまで、Linux に新しい技術を組み込む際、その機能をまず Fedora ディストリビューションに実装して公開することが多かった。だが、リアルタイム Linux の場合は事情が異なるようだ。
Red Hat の新興技術担当ディレクタ Tim Burke 氏は取材に対し、「当面、リアルタイム版 Fedora は提供しない。その理由は、当社がすべてを秘密裏にしておきたいからではない。実際、すでに上流の開発現場では、リアルタイム機能の開発作業が行われている」と述べた。