Webテクノロジー 2007年4月27日 11:00

Red Hat、リアルタイム機能の実装は『RHEL 6』が先行

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2007年4月27日 11:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

大手『Linux』ベンダー Red Hat (NYSE:RHT) は、当初の予定を前倒しにして Linux のリアルタイム実装を提供する計画だ。ただし、これまで同社が革新技術を実装する際にとっていた手順と異なり、同社が支援するコミュニティ開発版 Linux の『Fedora』が最初の実装対象にはならない。

Red Hat はこれまで、Linux に新しい技術を組み込む際、その機能をまず Fedora ディストリビューションに実装して公開することが多かった。だが、リアルタイム Linux の場合は事情が異なるようだ。

Red Hat の新興技術担当ディレクタ Tim Burke 氏は取材に対し、「当面、リアルタイム版 Fedora は提供しない。その理由は、当社がすべてを秘密裏にしておきたいからではない。実際、すでに上流の開発現場では、リアルタイム機能の開発作業が行われている」と述べた。

とはいえ、今後 Fedora のリアルタイム版が登場しないという意味ではない。

Burke 氏は次のように説明した。「上流の開発現場でフルセットのリアルタイム パッチ以上の段階になり、すべてが揃う1年後には、リアルタイム Fedora に取り組む意義が生まれる。しかし現時点では、まだカーネルにすべてが組み込まれていないため、その意義はない」

「元々の開発計画は、すべてのリアルタイム機能の実装を上流の開発現場で完了し、その上で『Red Hat Enterprise Linux 6』(RHEL 6) に組み込む予定だった。しかし、顧客の要望が非常に多く、18か月 (通常のリリースサイクル) も待たないことにした。当社は現在、RHEL 6 に先立ち十分な成果を重ねるつもりでいる」

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