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2007年5月9日 12:20

Sun、『Java Development Kit』をオープンソース化

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は8日、サンフランシスコで開幕した『JavaOne Conference』において、『Java Platform, Standard Edition』(Java SE) 向け『Java Development Kit』(JDK) の完全なビルドが可能なバージョンを、『GNU 一般公衆利用許諾契約書』(GPL) の『GPL Version 2』(GPLv2) の下で公開したと発表した。

Sun は、2006年11月の段階で公開の意向を打ち出していたが、Java のビルドに使用する600万行のコードすべてを同社が保有しているわけではないため、そうした法律的な問題がクリアでき次第、GPL の下でコードを公開したいと述べていた。

だが現時点でも、コードの一部は、Sun 以外の保有者がオープンソース化を望んでいないために、GPL の下での公開ができないままになっている。そこで Sun は、問題の部分をバイナリ プラグインとして公開し、コードのビルドを可能にする予定だと、Open JDK コミュニティのコミュニティ マーケティング担当責任者 Rich Sands 氏は説明する。

コードのオープンソース化できない部分のほとんどは、フォント、グラフィック ラスタライザ、サウンド ライブラリなどの『Java 2D』技術に関するものだ。Sands 氏によれば、Sun と Open JDK コミュニティは代わりとなるコードの独自開発に取り組んでいるが、当然それは簡単なことではないという。実際 Sun は、2006年からオープンソース化できない部分があることについて把握していたが、いまだに代用となるものを開発していない。

また、互換性の確保も課題だ。「実装をオープンソースとして公開したからには、アプリケーションの互換性を保証する何らかの方法を整備することが、Java の互換性にとって重要だ」と Sands 氏は取材に対して語っている。

そこで Sun は、アプリケーションが Open JDK との互換性を確保できるように、オープンソースのコードベースに対する互換性をテストする方法の開発に取り組んでいる。また、Open JDK に変更が加わっても互換性を損わないようにしたい意向だ。ただし、多くの Linux ディストリビューションを分裂させた厄介なコードの「枝分かれ」は避けたいと Sands 氏は述べた。

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