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VMware の新版仮想化ソフトウェア『VMware Workstation 6』登場VMware は、仮想化ソフトウェア『VMware Workstation』へ新たに仮想マシン動作の常時記録と再現機能を搭載し、同市場でのさらなる地歩強化を目指す。
EMC 傘下の VMware は9日、デスクトップ仮想化ソフトウェア VMware Workstation の新版リリースを発表した。新版は新たに記録再現機能を備えたほか、標準インターフェースによる準仮想化および『Windows Vista』に対応している。 VMware Workstation は、開発者がデスクトップやノートパソコン上で仮想マシンを試験したり、旧式のアプリケーションを書き直すことなく改めて配備し直すことができる製品だ。仮想マシンを利用すれば、2種類以上の OS 環境を1台のサーバーで運用できるため、ハードウェアの数を減らすことができる。 VMware のソフトウェア ライフサイクル ソリューション担当上級ディレクタ James Phillips 氏によると、新版の VMware Workstation 6 は、仮想マシンの記録再現ツールを新たに搭載し、従来版を大きく上回る内容になったという。 新版では、仮想マシンのあらゆる入出力を記録し、記録開始時点まで遡って仮想マシンの動作を再現できる。また、仮想マシンが毎回同じ動作をすることを保証しているため、不具合などの再現も確実に行なえる。VMware は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の時間旅行概念にヒントを得て、この機能を「バック イン タイム」機能と呼んでいる。 また VMware Workstation 6 は、ハイパーバイザ標準インターフェース『paravirt-ops』に対応し、クロス プラットフォームの準仮想化機能を提供している。 paravirt-ops はオープンなインターフェース仕様で、Linux コミュニティのほか、IBM、Red Hat、VMware、XenSource といった営利企業の協力などによるコミュニティ型プロセスを通じて開発されたものだ。準仮想化環境では、完全仮想化環境と異なり、対象ハードウェアの完全なエミュレートを行なわないため、ゲスト OS の運用効率が高い。その代わり、API を通じてハイパーバイザにアクセスするよう、ゲスト OS に手を加える必要がある。 なお VMware Workstation 6 では、Microsoft の環境に対応するため、Windows Vista をホスト OS としてもゲスト OS としても利用することが可能となった。旧式システムの再運用を簡便化して、プロジェクトのアップグレードや移植作業に伴う労力を最小限に抑えることができる。 VMware Workstation 6 は Windows Vista 以外にも、従来版 Windows や『Linux』『NetWare』『Solaris』『FreeBSD』などの x86 アーキテクチャ用 OS に対応している。
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