Webテクノロジー 2007年5月11日 10:20

Oracle、Ajax からミドルウェアまで『Java』関連の発表多数

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2007年5月11日 10:20 付の記事
■海外internet.com発の記事

Oracle (NASDAQ:ORCL) が Ajax の世界に派手に飛び込もうとしている。同社は9日、80種以上の Ajax 対応『JavaServer Faces』コンポーネントを、オープンソースライセンスの下で Apache Software Foundation に寄贈すると発表した。

寄贈するコンポーネントの機能はさまざまで、Eメール、音声/映像データ、インスタント メッセージといったサービスと『Java』の間のデータバインディングを行なうものなどがある。同社は加えて、『Oracle JDeveloper』と『Oracle Application Development Framework』(Oracle ADF) の新版に関する情報も発表した。内容は、『Java EE 5』に対応した Ajax 型のリッチ インターネット アプリケーション (RIA) 開発を容易にするもので、『Flash』対応の視覚化コンポーネントを含む強化版『ADF Render Kit』、そして Web サービス対応の強化などが目玉だ。

Oracle のサーバー技術担当副社長 Thomas Kurian 氏は、サンフランシスコで開催中の『JavaOne Conference』の基調講演で次のように述べた。「当社は、Java コミュニティが新しい機会を得るため、技術面で貢献する。Ajax の話は頻繁に聞くが、ブラウザ内で動作するアプリケーションに双方向性をもたらすのが Ajax だ。従来の Ajax は、JavaScript によるプログラミングが必要だった。多くの人々は、それを煩雑と感じている」

Oracle はまた、ソフトウェア開発キット『Oracle Development Kit for Spring』を公開したことも発表した。同開発キットは、Oracle の Java ツールとミドルウェアを用いた『Spring Framework』ベースのアプリケーションの開発と配備を容易にするものだ。

Kurian 氏は基調講演の中で、Oracle の次世代ミドルウェア『Fusion Middleware』の新しいアーキテクチャを取り上げた。Fusion Middleware は、グリッド コンピューティング、サービス指向アーキテクチャ (SOA)、イベント駆動アーキテクチャ (EDA) に利用できる統一的なインフラ提供を意図している。

現行のミドルウェア製品は、ネットワーク周辺部でしか SOA、イベント処理、グリッド コンピューティングに対応できない。つまり、これらの用途に対し、コンポーネントを別々に配備しなければならない。Fusion Middleware では、高いパフォーマンスを実現するため、ミドルウェア プラットフォームの基幹部で、これらアプリケーション プラットフォームの各コンポーネントをサポートする。

Fusion Middlware は、Oracle が策定に関与したサービス コンポーネント アーキテクチャ (SCA) 規格に基づくサービスインフラも備える。SCA は、SOA 方式に則ったアプリケーション配信の取り組みで、SOA アプリケーションの迅速な開発が可能になる。

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