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2007年5月15日 11:00

AMD、新デスクトップ用プロセッサファミリ名を正式発表

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
AMD (NYSE:AMD) は14日、デスクトップ用プロセッサファミリ『Athlon』の後継製品名を正式に『Phenom』とすると発表した。

Phenom とは、「非凡な」という意味の言葉だが、同社は本気のようだ。

Phenom プロセッサファミリ (開発コード名『Agena』) は、AMD が派手に宣伝しているサーバー用プロセッサ『Barcelona』(開発コード名) と同じ技術に基づく製品だ。Barcelona と同様に、Phenom もソケット規格『Socket AM2』をサポートするため、BIOS さえアップグレードすれば、既存のマザーボードで新プロセッサが利用できる。Phenom ファミリは、デュアルコアと4コアプロセッサで展開し、Barcelona と同じ統合型3次キャッシュと128ビットの浮動小数点演算ユニットを備える。

Phenom ファミリのモデルは、『Phenom FX』『同 X2』『同 X4』の3系列になる予定で、X2 と X4 がそれぞれデュアルコアおよび4コア製品だ。AMD は、『Athlon X2』とローエンド プロセッサ『Sempron』の提供を継続するが、シングルコアの『Athlon』およびハイエンドの『Athlon FX』については Phenom に移行する。

Phenom ファミリで最上位に位置する Phenom FX は、AMD の『Dual Socket Direct Connect』(DSDC) アーキテクチャを用いたプロセッサで、デュアルプロセッサのマシンに実装した場合、効率の高い8コアシステムを実現する。

そのほかの詳細については、65ナノメートル (nm) 製造プロセスを用いること以外、あまり分かっていない。AMD は、動作クロックおよび消費電力について明言を避けた。同社デスクトップ製品グループ担当マーケティング マネージャの David Schwarzbach 氏は、特にデュアルコアと4コアを比べる場合、現時点でパフォーマンス比較を出すのは困難だと説明した。

同氏によると、デュアルコア製品同士の比較ならば、従来製品に比べて12%から15%の性能向上を見込めるが、4コアになると比較は困難だという。「開発作業では、4コアの性能測定が必要だ。性能は倍になるのだろうか。そうは思わないが、ある程度の数字になるだろう」と、Schwarzbach 氏は取材に対して答えた。

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