しかし大部分の WAN 最適化製品は、支社のオフィス内にいるユーザーしかその恩恵を得ることができず、オフィス外で職務に従事する人々のことを軽視しがちだ。
Citrix Systems (NASDAQ:CTXS) は21日、ラスベガスで開催中のネットワーク関連カンファレンス『Interop Las Vegas』の席上で、『Citrix WANScaler』の新版を発表した。同ソリューションは、WAN 最適化の枠組みをオフィス外のパソコンユーザーにまで拡張し、この問題の解決を目指す製品だ。Citrix は、2006年の Orbital Data 買収に伴い WANScaler を獲得している。
同社が発表した『WANScaler Version 4』は、オフィス外でモバイル機器を使用する従業員向けの WAN 最適化ソフトウェア クライアントだ。WANScaler の中核アプライアンスにクライアント オプションが加わることで、オフィス外でも同じ高速化の恩恵を受けられるようになると Citrix は説明している。
Citrix の製品マーケティング担当ディレクタ Greg Smith 氏は、取材に対して次のように語った。「ユーザーの最大90%がオフィス外からアプリケーションを利用しており、そういったユーザーは支社の外に出たとたん、WAN 最適化の恩恵を受けられなくなってしまう。われわれが今回 WANScaler で目指したのは、WAN 最適化から取り残されるユーザーを出さないことだ」