Webテクノロジー 2007年5月22日 11:20

Microsoft、中国の標準文書形式との相互運用性実現に協力

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2007年5月22日 11:20 付の記事
■海外internet.com発の記事

自社開発したビジネス文書ファイル形式『Office Open XML』の普及を図る Microsoft (NASDAQ:MSFT) は21日、中国のビジネス文書形式標準『Unified Office Format』(UOF) と Open XML の相互変換ツール開発プロジェクトを資金面と技術面で支援していると発表した。

同プロジェクトは、中国の電子技術標準化組織 CESI や北京航空航天大学などが共同で進めているものだ。同プロジェクトの変換ツール『UOF-Open XML Translator』により、『Word 2003』および『同 2007』で UOF 形式の読み書きが可能になる。Word 用のプラグインは、オープンソースとして無償公開する。

Microsoft は発表の中で、UOF 形式のファイルを扱う必要がある中国の『Microsoft Office』ユーザーをサポートする上で、ほかの個人あるいは商用プロジェクトでもこの変換ツールを使用できるようになると述べた。

UOF-Open XML Translator 開発プロジェクトでは、複数段階の開発目標を置いており、プロトタイプ版を7月30日、そして UOF/Open XML 双方向変換の完成を12月30日に設定している。最終版の公開は、2008年1月30日の予定だ。

Microsoft で相互運用性および XML アーキテクチャ担当のゼネラルマネージャを務める Jean Paoli 氏は、Microsoft が UOF 関連の活動に協力することを決めた理由は、「誰もが自分のデータを、それぞれ少しずつ異なる方法で利用したがっている」ためと述べた。

さらに Paoli 氏は、声明の中で次のように語った。「だからこそ、『Open Document Format』(ODF) や Open XML や PDF だろうと、そして UOF のような新しい標準だろうと、顧客が自身が望む形式で Office ドキュメントを扱えるよう取り組んでいる」

また Microsoft は21日、同様の取り組みとして進めている Open XML と ODF の変換ツール開発プロジェクト『Open XML Translator』で、『Office XP』『Office 2003』『Office 2007』の『Excel』および『PowerPoint』用に、Open XML/ODF 変換ツールのベータ版を公開した。

Microsoft は同プロジェクトで、Word/Excel/PowerPoint から ODF 形式ファイルの読み書きを実現するオープンソース ツールを開発している。

かつて Microsoft は、ODF を自社開発した Open XML 形式の厄介なライバルと見なし、ODF について満足できる文書形式ではないと公言したこともあったが、ODF 対応を求める顧客の声を受けて、同社はその姿勢を和らげた。

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