Webテクノロジー 2007年5月28日 06:00

IPv4 アドレスが枯渇するのは2010年?

著者: Andy Patrizio  オリジナル版を読む
2007年5月28日 06:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

TCP/IP アドレスが枯渇しつつあるという話は、今までに何度も耳にしているだろうが、具体的な日付を見せられると、現実味が増してくる。

IPv4 アドレスの枯渇時期予測を示す『The IPv4 Address Report』によれば、2010年3月7日と2010年10月14日がその日だという。2つの日付の存在は、情報源の違いによるものだ。

前者は、インターネット上のアドレス資源管理組織 ICANN の資源管理機関 IANA の情報に基づくもので、後者は、世界各地域ごとに IP アドレス割り当ての管理を行なう地域インターネット レジストリ管理団体 (RIR) の情報に基づいている。

いずれにせよ、現在の IPv4 アドレスが枯渇するのは、わずか3年先の話だ。北米で IP アドレスの割り当てを行なっている ARIN は、インターネット業界に対応を急ぐよう求める決議を公開し、速やかに IPv6 へ移行することを求めている。ARIN によれば、IPv4 アドレスの19%がまだ利用できるが、68%はすでに割り当て済みで、13%がなんらかの理由で利用できないものだという。IPv4 で表現できるアドレスの数は、2の32乗、つまり約43億だが、IPv6 は128ビットでアドレスを表現し、3.4 X 10の38乗という膨大な数のアドレスを利用できる。

IPv6 アドレスへの変換や、あるいはファイヤーウォール内部で IPv4 アドレスを重複させるなど、IPv4 を可能な限り有効利用する技術や取り組みはすでに存在する。これらの手段は、IPv4 の延命に役立ってきたが、やはりアドレス枯渇という不可避の事態を先送りしているに過ぎない。

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