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2007年5月31日 12:00

Check Point、マルチコア CPU をパケットスキャン高速化に活用

従来、ネットワーク セキュリティの高速化には、トラフィックをより素早くスキャンする上で、独自のハードウェアやコンポーネントの開発に依存していた。しかし、ネットワーク セキュリティ会社 Check Point Software Technologies (NASDAQ:CHKP) は、標準的な Intel 製マルチコア プロセッサをスキャン高速化のために活用するという路線を進んでいる。

Check Point の新製品『VPN-1 Power with CoreXL』は、ネットワーク セキュリティに対するソフトウェアベースのアプローチである同社の『VPN-1 Power』が、業界大手 Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) をはじめとする競合他社の製品と比べ、比肩し得るほどに高速だと実証しようとするものだ。

CoreXL は、VPN-1 Power 技術とともに提供する新しいマルチコア対応機能だ。VPN-1 Power は、ファイヤーウォール、侵入防御、VPN といった機能を統合している。CoreXL の追加で、Intel 製マルチコア プロセッサの処理能力を活用することにより、VPN-1 Power のトラフィック スループットは劇的に改善する。

Check Point の製品マーケティング担当ディレクタ Dave Burton 氏は、取材に対し次のように説明した。「CoreXL は、複数のマルチコア プロセッサにわたって、深いレベルのパケット検査を提供する。複数のマルチコア プロセッサで、セキュリティ トラフィックの負荷を分散できる」

たとえば、4コアプロセッサ2基構成の場合、7つのコアでそれぞれ VPN-1 Power のゲートウェイ機能インスタンスを実行し、残りの1コアでセキュリティ トラフィックの負荷分散を行なうといったことが可能だ。

Burton 氏によると、多くの企業では、トラフィックのスループットに大きく影響するため、最も厳密な侵入防御設定を行なわないという。

厳密なプロファイル設定では、ネットワーク機器を通過するほぼすべてのパケットについて、深いレベルのパケット検査を実施する。その結果、一般的にはスループット低下の可能性が発生するが、Intel 製マルチコア プロセッサの処理能力を活用する VPN-1 Power において、もはや厳密なプロファイル設定がパフォーマンス上の大きなボトルネックにはならない。

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