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Mozilla が『Firefox』を更新、旧版はおそらく今回が最後にMozilla Foundation は5月31日、Web ブラウザ『Firefox』のセキュリティ更新を発表した。現行の 2.0 系列とともに 1.5 系列も更新したが、1.5 系列については、名目上これが最後の更新になるかもしれない。今回 Mozilla が公開したのは、『Firefox 1.5.0.12』と『Firefox 2.0.0.4』で、少なくとも5件の脆弱性に対応した。
5件中、深刻度が最大の脆弱性は1件のみだ。Mozilla のセキュリティ勧告「MSFA 2007-12」によると、メモリクラッシュ関連の不具合で、任意コード実行を許しかねないものだという。 深刻度が2番目に高い脆弱性も1件見つかっている。「MFSA 2007-16」によれば、JavaScript のメソッド「addEventListener」を使うことにより、ブラウザの同一生成元ポリシーに反して別のサイトにスクリプトを挿入でき、クロスサイト スクリプティング問題を招くおそれがあったという。悪意のあるユーザーがこのメソッドを用い、個人情報などを変更したり盗み出す可能性がある。 フォーム入力の自動補完機能に関連する厄介な脆弱性も1件修正された。 この脆弱性の深刻度は最小だが、サービス不能化攻撃につながりかねない。具体的な内容は、数百万もの文字を入力したテキストフィールドを含むフォームを送信することで、ブラウザがフォームのデータを読み込む間、長ければ数分間も操作を受け付けなくなってしまうというものだ。しかも、たとえブラウザを再起動しても、自動入力補完機能が最初に働いた際に、同様の現象が起きてしまう。1度長大な文字列入力を含むフォームを送信してしまうと、ブラウザが保存したデータを削除するまで、この状態から抜け出せなくなる。 Firefox 1.5.0.12 は、Mozilla が正式にリリースする最後の Firefox 1.5 系列となる見通しだ。Firefox 1.5 系列の初版リリースは、2005年11月だった。2006年10月に Firefox 2.0 系列が登場し、Mozilla の主力ブラウザは 1.5 系列から 2.0 系列に切り替わった。 関連記事 最新トップニュース
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