![]() ![]() ![]() ![]() 『GPLv3』のドラフト最終版がついに公開この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070601/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
ついに論議にも終止符が打たれた。オープンソースの土台となるライセンス『GNU General Public License』(GPL) の最新版『GPL Version 3』(GPLv3) が、1年半にわたる論争と嘲笑の末に、ついにドラフト最終版の公開に至ったのだ。
ドラフト版としておはおそらく最後のものとなる今回の第4版で最も大きく変わったのは、幅広く採用されており非常に人気があるオープンソースライセンス『Apache License 2.0』と互換性を持つようになったことだ。ただし、その一方で GPLv3 は現行の『GPL Version 2』(GPLv2) とは互換性を失うことになる。 Free Software Foundation (FSF) の創設者 Richard Stallman 氏は、5月31日に公開されたエッセイの中で、GPLv3 について次のように書いている。「第一に、重要な点として、GPLv3 への切り替えは任意の選択だということを指摘しておきたい。GPLv2 は、有効なライセンスとして存続する。そして、他のプログラムが GPLv3 に移行する中、一部のプログラムが GPLv2 を使い続けても、大きな問題は起こらない。これらの2つのライセンスの間に互換性はないが、それは重大な問題ではない」 Stallman 氏は、GPLv2 と GPLv3 に互換性がないことが問題になるのは、開発者が2つの別のプログラムのコードをリンク/マージ/コンバインして1つのプログラムにするときに限られるため、大きな問題ではないと主張している。GPL の互換性問題の解決方法として、Stallman 氏は開発者に対し GPLv2 からGPLv3への移行を勧めている。 15年以上使われている GPLv2 と比較した GPLv3 の主要な変更点としては、GPL ソフトウェアを特許およびデジタル著作権管理 (DRM) から守る新しい条項の追加がある。 今回のドラフト第4版の特許保護条項は、ドラフト第3版のものから多少変更されている。それらの条項の主な狙いは、昨年11月に発表された Microsoft と Novell の提携のような、特許保護を目的とする契約が再び行なわれるのを防ぐことだ。 FSF は、GPLv3 の正式版を6月29日に公開できると見込んでいる。 |