セキュリティ専門家の Michal Zalewski 氏はあるメーリングリストで、これらのブラウザには、完全にパッチを適用した状態でも2つの脆弱性が存在していると主張した。また、さらに追い打ちをかけるように、別のセキュリティ専門家は、Mozilla Foundation が最近実施したアップデートが事態をさらに悪化させた可能性があると指摘している。
その1つは、IFRAME を利用したページが、クロスサイト スプリクティングの脆弱性によって乗っ取られるというものだ。これにより、悪意のあるユーザーが JavaScript を利用して悪意あるコードを送ることが可能になる。IFRAME は HTML タグで記述するインラインフレームで、多くの Web サイトで使われている。
Mozilla Foundation は、Zalewski 氏の指摘した2つの脆弱性を把握しているが、その深刻度は低いと判断している。
しかし、Mozilla Foundation が注意すべきなのは、まだパッチを適用していない欠陥にとどまらない可能性がある。セキュリティ専門家 Thor Larholm 氏によると、最新の『Firefox 2.0.0.4』でパッチを適用したと Mozilla Foundation が主張している脆弱性の1つは、実際にはまだ解決されていないということだ。