Intel の『Itanium』に対する意欲は未だ衰えずIntel (NASDAQ:INTC) は13日、『Itanium』プロセッサ ファミリの新たなロードマップを明らかにした。同社は Itanium ファミリに対する意欲を改めて示し、今後数年間で Itanium の改定を何度か実施すると述べた。Intel は同アーキテクチャにおいて、コア数と対応スレッド数を増やすとともに、他製品由来の一部技術統合も目指している。Itanium は並列化技術『EPIC』を備えるプロセッサだ。
Intel Digital Enterprise Group の副社長 Diane Bryant 氏によると、歩みが遅いながらも Itanium は成長を続け、今では RISC 市場の63%を占めているという。2006年の Itanium 搭載システムの売上規模は340億ドルで、2005年に比べて40%の伸びを示した。 Intel は、デュアルコア版『Itanium 2』(開発コード名『Montecito』) を2006年7月に出荷した。Itanium のエコシステムは、2005年から2006年にかけて倍増し、アプリケーション数1万2000種という規模に拡大している。これらのアプリケーションの大半は、『Windows』か『Linux』上で動作する。 今後の Itanium ファミリの製品展開だが、Intel は Montecito に続くプロセッサ『Montvale』(開発コード名) を、予定通り年内に投入する見通しだが、発売間近のため同社はあまり多くについて触れなかった。Bryant 氏は、同プロセッサで注目すべき点を、信頼性の向上だと述べるにとどまっている。 一方、2008年末に出荷予定の『Tukwila』(開発コード名) について、Bryant 氏は詳しく説明した。同プロセッサは、速度が現行製品の2倍に達し、4つのコアを備え、1コアあたり最大8スレッドに対応する『Hyper-Threading』技術も持つ。また、大容量のオンダイキャッシュを備え、(次世代のデスクトップ用アーキテクチャ プロセッサ『Nehalem』と同様に) フロントサイドバスを廃止し、統合メモリ コントローラを持つ。さらに、新しいメモリエラー検出機能も備える予定だ。 その後に続くのは『Poulson』(開発コード名) だ。これは、2002年の Itanium 2 発表以来の、新たな Itanium アーキテクチャを採用する初のプロセッサとなる。Poulson では、拡張性、パフォーマンス、信頼性、そして柔軟性に力を入れる。コア数とスレッド数が増え、1サイクルあたりの命令実行回数 (IPC) も多くなる。Poulson の製造には、45ナノメートル (nm) プロセスではなく、32nm プロセスを用いる。 その次に控えるのは、『Kittson』(開発コード名) だ。Kittson では並列化を強化し、コア数とスレッド数もさらに増える。なお、Poulson と Kittson の発売時期だが、Bryant 氏は明らかにしなかった。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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