Webテクノロジー 2007年6月15日 16:40

ACCESS、Unisys との LZW 特許ライセンス契約に関する係争で和解

著者: japan.internet.com 編集部
2007年6月15日 16:40 付の記事
□国内internet.com発の記事

ACCESS は、2007年6月15日、Unisys Corporation との間での LZW 特許ライセンス契約に関する係争について、Unisys と和解することに合意したことを発表した。

ACCESS は、Unisys との間での LZW 特許ライセンス契約に関する係争(裁判及び仲裁手続)につき、想定される仲裁判断の内容、今後の弁護士費用等を勘案し、Unisys の主張を受け入れることなく和解した。和解金として、600万米ドルを支払う。

Unisys は、LZW 特許として知られる特許権(現在は存続期間満了により消滅)の複数の国における保有者であった。LZW 特許は、GIF 画像を含むデータの圧縮・伸長を対象とたもの。

ACCESS と Unisys は、LZW 特許に関して2000年12月29日付でライセンス契約を締結。その後、特定の顧客に販売された「NetFront Browser」および「Compact NetFront Browser」に係るライセンス料の支払い義務などに関連して紛争が生じた。

ACCESS は、当該顧客が Unisys との別のライセンス契約に基づき ACCESS のブラウザを搭載した製品についてライセンス料を支払っていることを理由に、ブラウザの販売についてライセンス料を支払う義務はないなどの主張を行った。

これに対して、Unisys は、ACCESS のブラウザ販売が第三者のライセンス契約によってカバーされることはないといった主張をした。2004年9月には、ACCESS が東京地方裁判所に Unisys を相手取って訴訟を提起。

また、2005年には、Unisys がアメリカ合衆国において、ACCESS を相手取って仲裁手続開始を申し立てるとともに連邦地方裁判所に訴訟を提起した。

Unisys と ACCESS は、ライセンス料の支払い、損害賠償金の支払いを含むすべての両者間の係争内容について、15日付で和解契約を締結した。

和解の内容は、(a)ACCESS から Unisys への600万米ドルの支払い(b)すべての訴訟及び仲裁手続の取り下げ(c)お互いに今回の係争に関する請求権の放棄。

今回の和解契約の締結及び金銭の支払いにより、いずれの当事者もなんら責任を認めるものではないという。また、支払い金額は、特定の請求原因、損害又は義務と関連づけられるものでもないと ACCESS は述べている。

なお、LZW 特許はすでに存続期間満了により消滅しているため、今後の ACCESS の事業には影響はないとのことだ。

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