Webテクノロジー2007年6月22日 15:20
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栗2つ入った「Core 2 Duo どら焼き」を配布する高齢者向けイベントも〜インテルが戦略説明

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著者:japan.internet.com 編集部
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インテルは、2007年6月22日、クライアント PC 向け製品に関する最新の技術動向や戦略を説明する「インテル・クライアント・レギュラー・アップデート」を開催した。

初めに登壇したインテル代表取締役共同社長の吉田和正氏は、インテルの最新トピックスのいくつかを紹介した。

インテル代表取締役共同社長
吉田和正氏


まずは、2007年の大きな目玉となる 45nm プロセス製品の「Penryn」。現行のハイスペック製品である「Core 2 Extreme QX6800」と Penryn「Yorkfield」3.33GHz の性能比較が示された。

この比較に使用された Yorkfield は、QX6800 に比べて、イメージで15%、3Dレンダリングで25%、ゲームで40%、ビデオエンコードで40%の性能向上を実現しているという。47個の新しい SSE4 命令を備えることもあり、吉田社長は「特にメディア系に強い」とその特徴を説明した。

Penryn は2007年後半より、オレゴンの「D1D」45nm プロセス対応工場で生産開始されるが、2008年第3四半期には現行の 65nm 製品と出荷比率が逆転する予定だ。

また、対象プラットフォームに関しては、インテルのメインターゲットであるサーバー、デスクトップ PC、ノート PC に加えて、“MID”(モバイル インターネット デバイス)といった小型端末や、ウルトラモバイル PC への拡張を進めるという。「好きなデバイスでインターネット」(吉田社長)してもらうのが目的だ。

これらの小型デバイス向けにインテルは、A100/A110 といったローパワー プロセッサをラインアップしている。コイン程度のサイズの小さな CPU で、現在、90nm という前世代の製造プロセスで生産されているが、後継の「Silverthorne」(開発コード名)は、一気に 45nm まで進化するという。

いくつかの“MID”のサンプルが展示された


これらの小型デバイスが実現するモバイルインターネットといえば、インテルが強く推進している WiMAX も重要な要素だ。総務省が発表した「2.5GHz の周波数を使用する特定基地局の開設に関する指針案」に関する意見としてインテルは、「基本方針に賛同する」との意見書を提出したという。

「どこがやるにしてもインテルは、最終的にエンドユーザーのベネフィットを考える」と吉田社長は述べる。「免許申請事業者に対する3G事業者の議決権を3分の1以下とする」という指針案に「総務省の発表は残念」と述べた KDDI 小野寺社長との立場の違いがくっきりと現れている。

最後に吉田社長は「Climate Savers コンピューティング・イニシアチブ」に関して説明した。これは環境対策プロジェクトであり、「2010年までにコンピューター利用によって発生する全世界の電力消費の50%を削減」することが目標であるという。

また吉田社長は「単に消費電力を下げるだけではなく、IT を強化して車での移動を減らすなどの対策も含む」と、積極的な姿勢で臨むことをアピールした。

続いて、インテル技術本部 技術本部長の土岐英秋氏が登壇、技術動向に関する説明を行った。

インテル技術本部 技術本部長
土岐英秋氏


インテルは新しいチップセット製品として 45nm 対応の「インテル3シリーズ Express チップセット」(開発コード名:Bearlake)を準備している。多彩なラインアップを揃えることで、Extreme/パフォーマンス、ビジネス、メインストリーム、バリューの各セグメントで Core 2 ファミリーをサポートする。

また、最新 CPU 製品に対応したコンパイラとして「インテル C++ コンパイラー10.0プロフェッショナル・エディション」、「インテル Fortran コンパイラー10.0プロフェッショナル・エディション」を用意。Penryn の新しい SSE4 命令に対応したものであるという。

そのほか、2007年5月に発表された「Centrino Pro」の紹介のほか、ノートパソコンメーカー向けサポート拠点として1999年に開設された「つくばモバイル・ラボ」も紹介された。

最後にインテル マーケティング本部長の江田麻季子氏が登壇、広告を中心としたマーケティング戦略を説明した。

テレビ CM や店頭 POP、オンライン広告などの広告展開に加えて、渋谷の Q-FRONT においては「VIIV プロセッサー・テクノロジー」のタッチ&トライコーナーを開催することも発表された。

さらに、今後の高齢化社会を意識したものとも思われる「すがもパソコン茶屋」への協賛が発表された。

コンピューターおばあちゃんの会」が主催する「すがもパソコン茶屋」にインテルは協賛、「Core 2 Duo どら焼き」を配布する予定だ。

この「Core 2 Duo どら焼き」は、日本橋の老舗に特注したもので、Core 2 Duo のロゴが焼印されており、デュアルコアにちなんで栗が2つ入っている。栗は丹波産、餡は十勝産であるという。

インテル マーケティング本部長
江田麻季子氏は「栗2個=デュアルコア」をアピール


Core 2 Duo のロゴを焼印

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