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2007年7月3日 15:40

通信大手の Alcatel-Lucent、GO-Global を採用

GO-Global の開発会社である米国 GraphOn は6月4日(現地時間)、Alcatel-Lucent Germany が Windows XP シンクライアントでの UNIX/Windows アプリケーションの一元運用に GO-Global を採用した、と発表した。

これにより数千社のネットワーク事業者が、一元管理されたサーバー常駐型 UNIX/Windows アプリケーションを、ローカルで実行されているような感覚で社内の Windows PC から運用できるようになる。

GraphOn の EMEA 担当業務開発ディレクター Tom Castanzo 氏は次のように述べている。

「ドイツの Deutsche Telekom には傘下にブロードバンド/有線通信事業部の T-Com があるが、Alcatel-Lucent は自社向けに GO-Global 対応の 1300 Convergent Network Management Center(CMC 1300)を開発した。彼らは、840 GO-Global for UNIX のライセンスと260 GO-Global for Windows のライセンスを購入した」

CMC 1300 はアプリケーションスイートで、次世代ネットワーク、固定 IP マルチメディアネットワーク、公衆電話網、およびシグナリングネットワーク用のネットワーク管理機能を搭載している。主に UNIX ベースであるが、Windows 用コンポーネントもいくつか用意している。また、コンフィギュレーション、アカウンティング、パフォーマンス、障害/セキュリティ管理などの機能も搭載する。

Alcatel-Lucent Germany のネットワーク管理システム担当シニアディレクター Georg Pauthner 氏は次のように述べている。

「CMC 1300 の前リリースは、PC ベースの GUI コンポーネントを活用し、独自プロトコルで中央のホストと通信を行う従来のクライアント/サーバーアーキテクチャがベースだった。T-Com のファイアウォールに関する制限などを検討した結果、アプリケーション全体がサーバー上で動作し、それらにリモートからシンクライアントを使ってアクセスする本当の意味でのシンクライアント型プレゼンテーションサーバーアプローチが必要になった」

Alcatel-Lucent は GO-Global に加え、Citrix Presentation Server、Microsoft Windows Client Services、および Propalms TSE の評価も行った。Pauthner 氏は「製品の機能、パフォーマンス、価格をはじめ、GO-Global を選択した理由は多かった。また、GraphOn が提供するサービスやサポートにも満足している」と語っている。

Alcatel-Lucent ではシンクライアントアクセスを実現するため、単純に自社の HP ホストに GO-Global サーバーソフトウェアをインストールした。このソフトウェアを使うことで、プログラムを変更することなく CMC アプリケーションがネットワークに配信される。クライアント側は、ネットワーク事業者がデスクトップやノート PC 上で設置面積をほとんど取らない GraphOn のシンクライアントを運用する。シンクライアントオプションには、ネイティブの Windows クライアント、Java アプレット、そして Web ブラウザ用プラグインなどがある。

ほかの各種ソリューションと異なり、GO-Global は特許取得済みの RXP プロトコルを利用する。こちらの方が高速でデータ圧縮も優れている。RXP は、画面全体のビットマップをネットワークに送信するのではなく、表示コマンドとキーボード/マウスイベントだけを送信する。これによってシステムを複雑にする部分が省略され、全体のパフォーマンスが向上し、時間、資源、そしてコストを節約できる。

Pauthner 氏は、「GO-Global への移行はスムーズかつ効率的に終わった。パフォーマンスも秀逸だ」と述べている。

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