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『Samba』開発プロジェクトが『GPLv3』採用へ『Windows』と『Linux』間でのファイルやプリンタの共有に欠かせないフリーソフトウェア『Samba』の開発プロジェクトが、先ごろリリースされた『GNU 一般公的使用許諾契約』(GPL) の新版『GPL version 3』(GPLv3) を採用する方針を明らかにした。
Samba は当初からライセンス供与の条件として『GPL version 2』(GPLv2) を用いてきたが、GPLv2 のみに限定していたわけではない。Samba に採用されている配布条件では、 GPLv2 以降のバージョンの使用を認めている。今回のケースでは、「以降のバージョン」とは GPLv3 を指す。 GPLv3 には特許およびデジタル著作権管理 (DRM) に関する条項が新たに加わり、作成者側は、これらの条項がソフトウェアの自由を守る一助となることを目指している。 今回の件について、Samba の Web サイトでは次のように報告している。「GPLv3 は、現在 Samba が配布ライセンスとして採用している GPLv2 の改訂版だ。この改訂は、他のライセンスとの互換性を向上させ、国際的にも普及しやすくするためのもので、21世紀のフリーソフトウェアのニーズに、さらに適合すべく作成された」 GPLv3 の採用によって既存の Samba ユーザーがすぐに影響を受けることはない。現行の『Samba 3.0.x』系列はそのまま GPLv2 で配布を継続するからだ。しかし、『Samba 3.2』以降のバージョンは GPLv3 による配布となる。Samba の開発陣は、Samba 3.0.x シリーズのセキュリティ更新を継続していくと約束しているが、新しい機能はすべて Samba 3.2 以降のバージョンに盛り込まれる予定だ。 Samba が GPLv3 の採用を決定したことで、GPLv2 を配布に用いているプログラムのユーザーに大きな影響が出るかもしれない。GPLv3 の採用に関連した FAQ のコーナーでは、「GPLv2 またはそれ以降」という条件で配布しているプログラムであれば、GPLv3 で配布された Samba のプログラムと互換性があるとしている。しかしながら、「GPLv2 のみ」という配布条件の場合 (Linux カーネルや『MySQL』がこれに該当する)、「GPLv2のみ」という文面に制約されるため、他のライセンスとの併用が許されない。ゆえに、GPLv3 または『GNU 劣等一般公衆利用許諾契約書 version 3』(LGPLv3) の下で配布される Samba のプラグラムと互換性を持たないという。Samba の開発陣は、そのような場合にはライセンス条件を変更するようにと勧めている。 関連記事 最新トップニュース
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