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『Linux カーネル 2.6.22』が正式公開に『Linux カーネル 2.6.22』が8日に正式公開となった。最新版では、メモリ管理やワイヤレス機能などを強化している。
今回、2.6.22 カーネルの正式リリースまでに、5月から数えて合計7つのリリース候補版が出ていた。最新カーネルでは、Linux 創始者の Linus Torvalds 氏が誇らしげに語りたがってやまない、数多くの修正や機能強化を行なった。 Torvalds 氏はメーリングリストの投稿で、次のように述べている。「新しい『FireWire』スタックが欲しい? それは搭載した。新しいワイヤレス ネットワーク インフラ? それもある。新しい『InfiniBand』ドライバ? デジタルビデオ ドライバ? まったく新しい CPU アーキテクチャ (『Blackfin』)? どれもこれも、みんなある」 Linux カーネルのメモリ管理は、新しい『SLUB アロケータ』によって改善する見通しだ。いずれ SLUB アロケータは、現行の『SLAB アロケータ』を置き換えることになる。SLUB はキャッシュに格納したオブジェクトを管理し、SLAB に比べて高速かつ空間効率の高いメモリ管理を目指すものだ。 次に、2.6.22 カーネルは新たなワイヤレス スタックを備えるが、これまでも Linux 開発者らは、2.6.x 系列のカーネルでワイヤレス接続性の強化を試みており、2005年10月に 2.6.14 カーネルを公開した際、ワイヤレス スタック強化の展望を示していた。2.6.22 カーネルのワイヤレス スタックは、WiFi サービス会社 Devicescape が提供したもので、新たに『IEEE 802.11g』に対応し、VoIP 優先のサービス品質機能が改善された。 また SLUB への更新と同様に、コード効率を高めるため、FireWire 対応コードも新たになった。 さらに新カーネルでは、ボリューム管理機能として『UBI』(Unsorted Block Images) を備える。UBI について開発者らは、単一のフラッシュメモリ デバイス上で、複数の論理ボリュームを管理できる機能だと説明している。 Linux はすでに、幅広いプロセッサ アーキテクチャに対応しているが、2.6.22 カーネルでは新たに Blackfin 対応が加わった。Blackfin は、Intel (NASDAQ:INTC) と Analog Devices (NYSE:ADI) が共同で開発した組み込み用途のプロセッサ ファミリで、家電製品の採用例が多い。
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