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Adobe の元社員、新たな動画ストリーミング システムを立ち上げAdobe Systems (NASDAQ:ADBE) の『Flash』といえば、動きのある Web サイトからシンプルだがつい夢中になってしまうゲームまで、インターネット上で広く利用されている動画フォーマットだが、最近では動画の配信手段としてもよく使われている。そして今、この分野で元 Adobe 社員が新興企業を立ち上げ、当の Adobe と激しく競い合っている。
その企業とは Wowza Media Systems だ。この会社を創立したのは David Stubenvoll 氏と Charlie Good 氏で、Stubenvoll 氏は最高経営責任者 (CEO)、Good 氏は最高技術責任者 (CTO) を務めている。2人は Adobe が2005年に Macromedia を34億ドルで買収した当時、Adobe の販促資料の自動作成システムを開発していた。 このシステムは、Adobe 製品について、たった1つのテンプレートをもとに37言語の説明書を作成するという大規模なものだったが、Macromedia 買収費用を捻出するため、このシステムも他の多くのプロジェクトとともに廃止の憂き目にあった。 自分の取り組んでいたプロジェクトが会社の都合で取りやめになったわけだが、Stubenvoll 氏は特に Adobe に恨みはないという。「素晴らしいプロジェクトで、本当に面白かった。だが、あれほどの規模の買収を行なう場合、企業は最終的に厳しい選択を強いられるものだ」 Adobe を去り、動画ブログの会社を立ち上げた2人は、Adobe の『Flash Communication Server』には (価格と複雑さ以外にも) 難点があることを知った。そこで自ら、『Wowza Media Server』を開発した。 2人が掲げる目標はシンプルで、エンコーディング、再生デバイス、コーデックに煩わされず、簡単にインターネット上の動画ストリーミングを実現することだ。動画は、『Windows Media Player』や『DivX』など、ネット上で使われている無数の動画プレーヤーやフォーマットではなく、ユーザーのブラウザ内の Flash プレーヤーで表示される。プログラムはすべて Java で書かれており、サーバーで稼働し、エンコーディングと Flash への変換を行なう。 したがって、エンドユーザーは動画プレーヤーやコーデックの種類に悩む必要はない。現在、インターネットにつながっている大多数のパソコンのように、Flash プレーヤーがマシンにインストールされてさえいれば、Wowza でストリーミングされた動画を楽しめる。動画は、ストリーミングだけでなく、分割送信もできる。また、早送りや巻き戻しも可能だ。 関連記事
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