オープンソースの「セマンティック デスクトップ」が登場へパソコン ユーザーはコンピュータに多くの情報を保存しているが、基本的なディレクトリ システムを除けば、その多くは関連性がなくバラバラの情報だ。しかし、ローカルな情報のセマンティック (意味論的) Web によって、これらすべての情報を結びつける方法が実現する日は、思っているより近いかもしれない。
オープンソース プロジェクト『NEPOMUK』(Networked Environment for Personalized, Ontology-based Management of Unified Knowledge) のおかげで、「セマンティック デスクトップ」も夢ではなくなってきた。この新たな取り組みは、年内リリース予定の『Linux』デスクトップ環境の最新版『KDE 4』に実装されて市場にお目見えする。 フランスの Linux ディストリビュータ Mandriva でセマンティック Web 活動担当コーディネータを務める Stephane Lauriere 氏は、取材に対して次のように語った。「オープンソース環境に欠けていると思われる重要な要素が1つあり、NEPOMUK はこの要素に取り組むためのプロジェクトだ。われわれが『セマンティック能力』と呼ぶこの要素は、デスクトップやその先に存在する、さまざまなアイテムや種類の異なるデータ間の関係性を定義し、活用する能力だと思ってもらえばいい」 Mandriva は、Hewlett-Packard (HP)、IBM、SAP などの参加企業とともに、NEPOMUK プロジェクトに積極的に関与している。Mandriva が期待するセマンティック デスクトップの応用分野には、コミュニティによるヘルプデスク システムや、データ/情報を交換するためのピアツーピア (P2P) フレームワークなどがある。 Lauriere 氏によれば、セマンティック デスクトップは『Google Desktop』よりも優れた能力をもたらすという。既存のデスクトップ検索は、テキストの全文インデックス化しか行なわないからだ。 「セマンティック デスクトップは関係性を保存し、その中から特定のものを検索することを可能にする」と Lauriere 氏は説明した。 関連記事 最新トップニュース
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