MontaVista、Intel のモバイル機器用 Linux 開発推進に静観の構えIntel (NASDAQ:INTC) は、リソースサイト『Moblin.org』を立ち上げ、モバイル機器用『Linux』の開発を推進しようとしている。同社はこの新しいサイトで、Intel のモバイル端末プラットフォーム『Mobile Internet Devices』(MID) で利用可能な Linux の開発に焦点を当てたオープンソース プロジェクト向けにリソースを提供する。
現在このサイトは、今後着手するプロジェクトの一覧をすでに掲載している。その中には、カーネル、ブラウザ、消費電力管理用フレームワーク、ユーザーインターフェース用フレームワークといった、主要コンポーネントがある。 現時点では、Canonical が『Ubuntu Mobile and Embedded Edition』で、そして Red Flag Software も『MIDINUX』で MID プラットフォームに対応することを表明済みだ。しかし、世界で最も普及しているに違いない組み込み用 Linux ディストリビューション『MontaVista Linux』の名前がない。 MontaVista Software の CTO (最高技術責任者) Jim Ready 氏は取材に対し、「当社は、Intel によるこのプロジェクトについて以前から承知しており、Intel と何度も会合を持ち議論を重ねた」と語り、次のように述べた。「Intel が手がけるデバイス (MID) が、市場で高い競争力を持つことになれば、対応を求める顧客の要望に対し、当社の『Mobilinux』を移植する形で応える」 Mobilinux は、MontaVista Linux のモバイル機器バージョンだ。 「MontaVista Software は、製品としての質が高く、先進的な技術を利用した Linux ディストリビューション (Mobilinux) を万全のサポート体制と共に提供している。(Mobilinux は) 市場投入に要する時間に対して顧客が求める要件にも即応する」と Ready 氏は説明した。 Ready 氏は次のように指摘している。「Intel の取り組みは興味深く有益なものだが、私が挙げた点に欠けている。また、そうした点を目指してもいない。Intel のプロジェクトでは、多くのオープンソース プロジェクトと同様に、予測のつかないスケジュールの下で、実用性も品質もさまざまに異なるプロトタイプのソフトウェアが生まれることになるだろう。そこで生まれた技術から実用的な本製品を作るため、この取り組みに投資するかどうかは、当社やデバイスメーカー自体などの企業次第だ」 関連記事 最新トップニュース
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