japan.internet.com
テクノロジー2007年7月25日 12:10
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

『Firefox』の脆弱性、『IE』だけの問題ではなかった

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20070725/12.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
脆弱性の問題は、1度の修正で解決することもあれば、そうでないこともある。

Mozilla Foundation のブラウザ『Firefox』に関して言うと、すでに修正済みと発表した脆弱性のうち、少なくとも2件の修正が不完全だったようだ。

Mozilla は18日、『Firefox 2.0.0.5』をリリースした。以前のバージョンには、Microsoft の『Internet Explorer』(IE) が引き起こすとされる脆弱性が存在していたが、最新版ではそれを修正したはずだった。

この脆弱性は7月10日に初めて報告されたもので、Firefox を他の Web ブラウザから起動できる URI ハンドラ「firefoxurl://」が影響を受ける。

Firefox 2.0.0.5 リリースの一環として、Mozilla は「firefoxurl://」に関するセキュリティ勧告を公開し、その中で次のように述べていた。「この修正によって不正なデータが受け入れられないようにできるのは Firefox と『Thunderbird』だけだ。このパッチで IE の脆弱性が修正されるわけではない」

だが、Firefox に不正なデータを渡してしまうのは、IE だけでないことがわかった。

Mozilla の最高セキュリティ責任者 Window Snyder 氏は、自身の Blog で次のように述べている。「これは IE の問題だとわれわれは考えていたが、実際には Firefox の問題でもあることが判明した。Firefox 2.0.0.5 で問題を修正した際に、その可能性を考えてみるべきだった。深く掘り下げて防御することが人々を守る最善の方法だと考えているため、われわれは現在この件について調査中だ」

Mozilla はこれ以外にも長引くセキュリティ問題を抱えている。Firefox ユーザーのパスワードを記憶させるパスワード管理機能に関するものだ。

heise Security のセキュリティ研究者によれば、2006年11月に明らかになったこのパスワード管理機能の問題は、2007年2月リリースの『Firefox 2.0.0.2』で修正済みとなっているが、実際には今も存在しているという。

Firefox のパスワード管理機能の問題が解決しきれていないという指摘は、新しいものではない。今年3月にはセキュリティ研究者の Robert Chapin 氏が、Firefox は依然としてパスワード管理機能に起因する危険にユーザーをさらしていると主張した。

Snyder 氏も、パスワード管理機能には Firefox 2.0.0.2 で修正した以外にも問題があることを認めている。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.