オープンソースの Web ブラウザ『Firefox』などを手がける Mozilla Foundation は8月1日、セキュリティに関する年次カンファレンス『Black Hat USA 2007』の席上で、自ら開発したツールを用い、ブラウザを機能不全に陥れる方法を聴衆に説明する。同ツールについては、リリースも予定しており、これはセキュリティに対する取り組みとして、非常に大きな1歩と言える。
同カンファレンスの「Building and Breaking the Browser (ブラウザの構築と破壊)」と題したセッションでは、Mozilla Foundation の営利子会社 Mozilla Corporation の最高セキュリティ責任者 Window Snyder 氏が登壇し、HTTP および FTP などのプロトコル用「fuzzer」や JavaScript 用の「fuzzer」など、複数のセキュリティツールについて説明する見通しだ。これらのツールは、あくまでも Mozilla の Firefox 技術について、安全性を高める目的のものだが、同時に無数の人々を危険にさらす恐れも秘めている。