Samsung Electronics、停電によりメモリ生産ラインの一部が停止Samsung Electronics のソウル近郊にあるフラッシュメモリ製造工場で停電が発生し、一部の生産ラインが停止を余儀なくされた。これにより、メモリの供給が一時的に制限される可能性がある。
当初は、工場で火災が発生し、あやうく大災害になるところだったという噂が流れた。しかし、Samsung Electronics はその後、器興にある施設で変電所に異常が発生したため停電が起こったと説明した。 市場調査会社 iSuppli によると、Samsung Electronics は世界最大のメモリチップ メーカーで、44%の市場シェアを持っているという。今回発生した同社生産ラインの停止は、競合他社に利益をもたらすことになった。アジア市場では Hynix Semiconductor や東芝、米国の株式市場では SanDisk (NASDAQ:SNDK) や Micron Technology (NYSE:MU) の株価が上昇した。さもなければ、投資家にとって最悪の1日となっていたところだ。 停電が起きた工場は、DRAM メモリと多くのポータブル機器が用いる NAND 型フラッシュメモリを製造している。Samsung Electronics の広報担当者が AP 通信に語ったところでは、11本ある製造ラインのうち、最新の NAND 型フラッシュメモリの製造ライン1本を含む6本が停止し、一部のラインはいまだに停止状態だという。 Samsung Electronics は、同工場の稼動再開におよそ2日かかると明らかにしたが、生産中止の影響に関するコメントは拒否した。一方、半導体市場調査会社 Mercury Research の社長 Dean McCarron 氏は、今回の生産ライン停止について、半導体チップ製造における複雑さが原因の1つだと説明している。 また McCarron 氏は、Samsung Electronics の市場における地位を考えると、市場全体でメモリ供給量が8%から10%下がり、一部のメモリが値上がりする可能性があると推測している。「状況はやや厳しくなるだろう。市場全体が危機に陥るわけではないが、その影響は市場全体で感じられるだろう」と同氏は語った。 しかし、調査会社 In-Stat のアナリスト Jim McGregor 氏はそれほど懸念していない。「あまりひどい状況にはならないだろう。これが大規模な自然災害なら、気がかりなことだ。しかし、メモリの価格に混乱が起こっても、他のメモリがあれば価格は安定するだろう。この四半期中は価格に問題が起こるだろうが、それも一時的な現象だ」と McGregor 氏は語った。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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