|
理研と富士通、直感思考の仕組みを解明するプロジェクト開始
独立行政法人 理化学研究所、富士通株式会社、および株式会社富士通研究所は3日、直感思考の仕組みを解明する共同研究プロジェクト「将棋における脳内活動の探索研究」を開始した、と発表した。
このプロジェクトは、将棋における局面の状況判断や指し手の決定過程などにかかわる脳の神経回路の情報処理メカニズムを解明し、人間に特有の直感思考の仕組みを解明することを目的としたもの。社団法人日本将棋連盟の協力を得た。 理研脳科学総合研究センターの「運動のみならず思考過程においても小脳が重要な役割を果たす」という小脳仮説から出発し、プロ棋士が将棋を行っているときの小脳の思考活動を世界で初めて fMRI で測定し、人間の直感に関する小脳の活動を解明していく。 このプロジェクトによって、人々がそれぞれ個々に必要とする知識を得て、蓄積する一つのモデルを提示するとともに、小脳の神経回路の情報処理的な仕組みが解明できると、高技能技術者からの技能の継承のあり方に関する知見を提供することが期待できる。また、富士通では複雑化する情報システムの安定運用にそのメカニズムを応用していくことができると期待している。 研究プロジェクトの成果は、インターネット上の三次元仮想空間「Second Life」内に富士通が保有する「島」でも、順次発表される予定。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|