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米地裁、Microsoft に対する MP3 特許侵害訴訟で逆転判決カリフォルニア州サンディエゴの米連邦地裁判事は6日、Microsoft (NASDAQ:MSFT) に対する MP3 特許侵害の陪審評決を覆した。同評決は、Microsoft が Alcatel-Lucent の MP3 特許を侵害したとして、同種の賠償額としては過去最高の15億2000万ドルを支払うよう命じたものだ。
同地裁の Rudi M. Brewster 判事は、問題の特許2件のうち、1件の特許について該当技術に対する利用許諾を Microsoft が適切に取得済みだとし、もう1件については特許侵害の証拠がないと判決を下した。 Brewster 判事は43ページに及ぶ判決書の中で、「当法廷は、陪審評決が証拠の明白な重みに反すると考える」と述べた。 Microsoft をはじめ、多数のハイテク企業は、ドイツの研究機関 Fraunhofer Institute for Integrated Circuits と MP3 プレーヤー技術のライセンス契約を結んでいる。Fraunhofer は、かつて Lucent Technologies が擁していた Bell Labs とともに、音声圧縮技術 MP3 の開発に協力した。Lucent Technologies はその後、フランスの通信設備大手 Alcatel と合併し、現在の Alcatel-Lucent になった。 Brewster 判事は、Fraunhofer と Alcatel-Lucent が MP3 技術の利用許諾供与権を共同所有しており、Fraunhofer が同案件に関わっていないことから、Microsoft は特許侵害を問われないと判断した。 Microsoft の法務顧問 Brad Smit 氏は今回の判決について、「デジタル音楽を利用する消費者にとっての勝利で、さらに特許制度における良識にとっての勝利でもある。MP3 技術に依存する大小様々な企業にとって、今回の判決は、MP3 技術のライセンスを各企業が適切に取得済みだと明確にしたものだ」と述べた。 MP3 技術の利用契約を Fraunhofer と結んでいる企業の中には、Adobe、Autodesk、Apple、Cisco Systems、Hewlett-Packard、Sun Microsystems なども名を連ねている。 一方 Alcatel-Lucent の広報担当 Mary Ward 氏は、今回の判決を「衝撃的で動揺をもたらすもの」とし、同社はワシントン地区連邦巡回控訴裁判所に控訴すると述べた。 関連記事
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