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北京市気象局、五輪を控え IBM のスパコンを導入IBM (NYSE:IBM) は16日、北京市気象局 (BMB) が同社のスーパーコンピュータを調達したと発表した。これが直接北京の大気汚染を解消する訳ではないが、オリンピック開催を来年に控えた北京市周辺の気象予測と、大気汚染改善に大きな力となるだろう。
北京市気象局が導入したのは、IBM の『System p575』で、同社のマイクロプロセッサ『POWER5+』による80ノード構成のスーパーコンピュータだ。同システムは、9.8テラフロップスの演算能力を備え、世界のスーパーコンピュータ上位500のリスト『Top500』に当てはめると、中国で10位以内に入ることになる。 このシステムは、北京市気象局の既存予報システムに比べて10倍の演算能力を持ち、北京市周辺の気象状況と大気汚染の状態について、1時間ごとの予測を出すことができる。このシステムは、最大4万4000平方キロの範囲を1平方キロごとに分け、それぞれ1時間単位で予報値を算出する能力がある。 北京市気象局が導入したシステムには、ノードを増やして処理能力を強化するオプションもある。各ノードは、最大256ギガバイトのメモリを使用できる。 今回のシステムは、IBM が今年5月に発表したプロセッサ『POWER6』を使っていないが、IBM Deep Computing マーケティング マネージャの Herb Schult 氏によると、それは POWER6 がミッドレンジ サーバー用のプロセッサだからだという。ただし、POWER6 もいずれは POWER5+ と同様に高性能コンピューティング用途に対応するため、スケールアップすると Schult 氏は語った。 IBM は1996年のアトランタ オリンピック以来、開催のたびに会場周辺地域の気象予報に、今回北京市が導入したものと同様のシステムを使ってきた。Schult 氏によれば、アトランタ オリンピック以降、なんらかの形でスーパーコンピュータの処理能力が気象関係に役立ってきたという。 関連記事 関連テーマ
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