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IBM など、ユーザーが寄付した PC 未使用時間グリッドで、デング熱など研究を開始米国 IBM は2007年8月23日、
テキサス大学医学部(UTMB:University of Texas Medical Branch)、
シカゴ大学と、
致死性伝染疾患の流行に歯止めをかけるべく、
デング熱、ウェストナイル脳炎、C型肝炎、黄熱病などの関連疾患を治療・治癒する医薬品開発を目指して、
研究活動を開始した。
このプロジェクトは「Discovering Dengue Drugs - Together」(力をあわせてデング熱の治療薬を発見しよう)というもので、 研究活動には、 ユーザーから自分のコンピュータの未使用時間を寄付してもらい、 これを利用して仮想スーパーコンピュータを構成する、 ワールドコミュニティグリッド(World Community Grid)を使う。 ワールドコミュニティグリッドには、 現在31万5,000人以上が参加、 70万台以上のコンピュータが接続され、 これまで HIV/AIDS の研究をわずか6か月間で完了させた「FightAIDS@Home」など、 7つのプロジェクトが実行されている。 ワールドコミュニティグリッドの日本語サイトも、 今年3月に開始された。 熱帯や亜熱帯地域全体に蔓延しているデング熱や、 アフリカ、アジア、ヨーロッパ、 そして最近では米国でも感染例が見られるウェストナイルウィルスで、 毎年数千人の死者が出ているが、 治療薬が発見されておらず、有効な治療法がない。 しかし、 徹底的なコンピュータ解析によって、 いったん化合物が特定されれば、 研究者は研究所や病院で医薬品のテストを開始し、 化合物の有効性を判定できるようになるとのこと。 プロジェクトの第1段階では、 ウィルスの増殖を可能にする一次タンパク質のうちの1種を対象とし、 このタンパク質を、ウィルスの増殖を阻止する可能性のある、 600万を超える医薬品分子の DB と照合する。 第2段階では、 どの医薬品分子がウィルスタンパクと最も緊密に結合するのか、 つまりウィルス増殖を阻止する最良の機会をもたらすものであるのかを予測する。 関連テーマ
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