VIA、消費電力1ワットの組み込み用 x86 プロセッサを発表半導体製品メーカー VIA Technologies は、低消費電力の組み込み用途プロセッサ市場に見切りをつけるつもりはないようだ。同社は先週、他社製品に比べてわずかな電力しか消費しない、新たな x86 プロセッサ『VIA Eden ULV』を発表した。
Eden ULV ファミリ製品は、動作周波数500MHz 版のプロセッサで、アイドル時の消費電力がわずか0.1ワットで、最大消費電力も1ワットに過ぎない。VIA は台湾で開催された組み込みシステム関連イベント『Embedded System Conference』(23-24日) の席上で、小型のマザーボードとともに同製品を披露した。 同プロセッサは、その消費電力の低さから冷却ファンなしで利用できる。パッケージサイズは21mm x 21mm だ。 VIA の企業マーケティング担当副社長 Richard Brown 氏は、声明のなかで次のように述べている。「その性能、電力効率、小型のサイズによって、当社の VIA Eden ULV は、開発者らに真の価値を組み込みシステムに追加する手段をもたらし、市場を前進させる」 Eden ULV は、メディア プロセッサ『VIA CX700/M』と組み合わせて使用できる。両方を組み合わせることで、リッチメディア、通信、ストレージなどの機能を備えつつ、最大消費電力10ワット以下のシステム プラットフォームを構築できる。 低い消費電力と、現在の基準に比べてはるかに低い動作クロックにも関わらず、Eden ULV にはいくつかの強みがある。そのなかで、最も目立つのがセキュリティ機能だ。『VIA PadLock Security Engine』は、ハードウェアによるセキュリティ技術で、リアルタイムに軍事水準のデータ暗号化を行なう。またこれを利用したソフトウェア ツールも多数提供している。PadLock は、『AES』、セキュア ハッシュ アルゴリズム『SHA-1/SHA-256』、『RSA』公開鍵転送時の暗号化プロセスを高速化する『Montgomery Multiplier』を含み、さらに『NX Execute』による悪質プログラム防御にも対応する。 関連記事 最新トップニュース
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