この夏、Vista SP1 のベータ版リリースが近いという噂が吹き荒れた。実際、Microsoft は今月初め、Vista SP1 の一部になると見られる Vista の更新2件をリリースした。
なお今回、Microsoft の担当者は、今年の夏から一部のテスターを対象に Vista SP1 ベータ版の「プレビュー」を行なっていたことも認めた。Microsoft の Windows クライアント担当製品マネージャ David Zipkin 氏は取材に対し、数週間のうちにその対象を、1万人ないし1万5000人の顧客およびパートナーに拡大する予定だと述べた。
Zipkin 氏はさらに、いずれ Microsoft の『TechNet』および『MSDN』の加入者もベータテスターに加わると述べた。
Vista SP1 の内容だが、Zipkin 氏は、Google のデスクトップ検索エンジンをユーザー デフォルトとして指定できる機能を新たに提供すると認めた。この新機能は、反競争的との非難に対応するため、6月に米司法省と結んだ合意の結果として導入するものだ。
一方 Microsoft は、『Windows XP』の最後のサービスパックとなる XP SP3 についても、ベータテストの準備を進めている。同社は XP SP3 のベータテストを、「数週間のうちに」開始するとだけ述べ、正確な日程は明示しなかった。こちらも小規模なテスターの間ですでに「プレビュー」が始まっている。
XP SP3 では、Vista の『Network Access Protection』(NAP) に対応する予定だ。Zipkin 氏によると、XP SP3 の正式版は2008年前半にリリース予定だという。