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IBM、『OpenOffice.org』開発コミュニティに正式参加オープンソースのオフィス生産性スイート『OpenOffice.org』の開発コミュニティは10日、IBM (NYSE:IBM) が同コミュニティに加わると発表した。IBM は数年間にわたり OpenOffice.org を支援しており、今回ようやく正式参加の運びとなった。IBM は、自社の『Lotus Notes』で使うために開発したコードを、OpenOffice.org のコードベースに寄贈する。
いよいよ IBM が本腰を入れることで、同社の強い影響力により、デスクトップ生産性スイート市場における『Microsoft Office』の覇権を破るのに必要な、ある種の勢いを得られるものと OpenOffice.org の支援者たちは期待している。 IBM の担当者によると、同社は OpenOffice.org のコードを自社製品 Lotus Notes に取り込むことも行なうという。ただし同社は先月『Lotus Notes 8』の出荷を始めたばかりで、その成果を披露するのは9か月以上先になるかもしれない。IBM は、OpenOffice.org のコードベースに専念するエンジニアおよび開発者も提供する。 IBM がすでにかなりの期間、OpenOffice.org に関して単なる周辺の存在以上の立場で関与してきたことを考えると、なぜこの時期に正式参加するのかという疑問が残る。 IBM のコラボレーション技術担当戦略ディレクタ Doug Heintzman 氏は取材に対し、「われわれは、(Microsoft の) Office 支配からの脱却を可能にする、多くの重要な市場状況や技術が整っていると心から信じている」と語った。同氏は、そういった市場状況や技術として、ますます普及しつつある Web サービス、SOA の利用、XML ベースの文書形式の台頭などを挙げた。 今回の件は、Microsoft を再び押さえ込むことを目指す、IBM と Sun Microsystems などの残存競合企業による、より大きな動きの一環だ。たとえば IBM は先月、x86 サーバーで Sun の OS『Solaris』をサポートすると発表している。IBM と Sun は、欧州委員会が独禁法関連で Microsoft に課した処置に関し、これを不十分だと最も声高に非難した企業でもある。
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