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2007年9月21日 10:50

Intel、消費電力削減にオープンソースで取り組み

コストに厳しく、地球環境にやさしくあろうとする IT ユーザーが増えるに従い、消費電力の削減は企業と家庭の両方において主要な課題になってきた。

コンピュータ ユーザーが消費電力を抑えるにはさまざまな方法があるが、チップメーカーの Intel (NASDAQ:INTC) は数多くの消費電力削減の手法を『Less Watts』の名称の下にまとめて提供している。もっとも、対象は Linux ユーザーに限られているが。

「既存の広範な技術を1つにまとめたことが、このプロジェクトの興味深い点だ。オープンソースのプロジェクトであり、互いに助け合って省エネのための工夫を共有し、消費電力削減を目指す活動の中心となるコミュニティにしていきたい」と、Intel の Linux およびオープンソース担当チーフ テクノロジストの Dirk Hohndel 氏は取材に応えて語った。

Intel が Less Watts のもとに統合したプロジェクトの1つに、同社が資金提供したツール『PowerTOP』がある。Hohndel 氏によると、PowerTOP は小さなランタイムツールで、稼働中のプロセスを解析し、システムの電力効率を改善する方法を提示するという。

Linux カーネルにも消費電力削減のための機能がある。たとえば『tickless idle』は、OS がアイドル状態にあるときの消費電力を抑える機能だ。

Intel の消費電力削減の柱は、OS に実行する必要のない仕事を極力させないことにある。「電力を浪費する最大の原因は、実行する必要のない仕事のために1秒間に何千回もシステムがウェイクアップすることだ」と Hohndel 氏は話す。

Hohndel 氏によれば、Less Watts が提供するツール類と消費電力低減のための工夫で、企業はプロセッサ2基を搭載した通常のサーバーで10ワットの電力を節約することができるという。さらに、サーバーの消費電力が1ワット削減されるごとに、サーバーの冷却に要する電力が1.3ワットずつ減ることになると、Hohndel 氏は続けた。

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