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セマンティックへの流れを支える「マイクロフォーマット」インターネット革命の黎明期、ある場所からある場所への接続は、すべてシンプルなハイパーリンクによって行なわれていた。Web ブラウザをほんの1クリックするだけで、魔法のようにインターネット上のコンテンツのあるあらゆる場所へとジャンプすることができた。
しかし、コンテキストはどうだったのか? 意味をもったコンテキストの中で、関連する情報およびコンテンツはきちんと結び付けられていたのか? 初期の頃のハイパーリンクでは、この点が十分ではなかった。 マイクロフォーマットを見てみよう。マイクロフォーマットとは、ユーザーが意味的に (セマンティックに) 異なる点同士をつなげられるように、Web コンテンツの制作を支援するものだ。Microformats.org の公式な定義を借りてより正確に表現すれば、「マイクロフォーマットは、Web ページ内で、人々やイベント、タグなどを表現する HTML の小片」ということになる。 「マイクロフォーマット」という語はまだ主流ではないかもしれないが、主要ベンダーはすでに注目している。著名なところを挙げれば、Technorati、Mozilla Foundation、IBM、Microsoft、Google、Digg、Yahoo! など多数の企業が、マイクロフォーマットの活用に懸命に取り組んでいる。すでに Web 上には、何億というマイクロフォーマット化されたデータが存在すると見る向きもある。 Technorati の技術責任者で Microformats.org の共同創設者でもある Tantek Celik 氏は、取材で次のように語っている。「現時点でも、マイクロフォーマットを知ったほぼすべての Web デザイナーが、それを実際に使い始めている。マイクロフォーマットは、わずかな HTML オーサリング機能しか必要としないので、多くの Web プログラマやデザイナーがすぐにでも使用できる。これは、プログラマに技術を要求する XML や RSS といった従来の Web テクノロジに比べて、初めて利用する際の障壁がずい分と低くなったことを意味する」 マイクロフォーマットは今日どんなところで使われているか? Technorati は、同社の主要 Blog 検索ポータルを含むあらゆる同社製品で、マイクロフォーマットを使用している。Technorati のタグは、「rel-tag」というマイクロフォーマットで作られていて、これを使うとブロガーが自分の Blog 投稿に、関連するカテゴリやキーワードの「タグ」を目に見える形で付けられる。Technorati はまた、「hCard」といったマイクロフォーマットを「Contact Us」ページやユーザーのプロフィールページで使用しており、ソーシャル ネットワークのポータビリティを支援している。 Digg の新しいユーザープロフィールも、hCard マイクロフォーマットをサポートしている。Google の新しいブックマーク共有サービス『Google Shared Stuff』のユーザープロフィールも同様だ。Yahoo! の写真共有サイト『Flickr』はマイクロフォーマットの採用をさらに拡げて、hCard だけでなく、地理関係の情報を扱う「adr」や「geo」といったフォーマットも使用している。 関連記事 最新トップニュース
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