Webテクノロジー2007年9月27日 15:50
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NEC、DNA 抽出から解析まで可能なポータブル型解析装置を開発、世界初

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著者:japan.internet.com 編集部
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NEC は25日、世界で初めて(同社による)DNA の抽出から解析までのプロセスを一貫して行える個人識別用ポータブル型 DNA 解析装置をアイダエンジニアリングと共同で開発したことを発表した。

新装置は、警察市場を主なターゲットとして開発。個人識別を目的とする DNA 解析に用途を絞り込むことで解析プロセスを効率化し、事件現場への持ち込みを可能とするアタッシュケース程度のサイズ(幅500mm×奥行400mm ×高さ200mm)への小型化を実現した。

従来の DNA 解析では、全プロセスを処理するために複数の装置を使用し、1日程度(再検査などが必要な場合は1週間程度)の作業期間を必要としていた。そのため、事件発生後の DNA 解析によって即座に犯人の絞込みを行うことが難しく、事件現場での迅速な DNA 解析を可能とする装置が求められていたという。

DNA 解析のプロセスは、(1)細胞の採取(2)DNA の抽出(3)DNA 量を増やす PCR 増幅(4)DNA の大きさを調べる電気泳動(5)個体差を判別する STR 解析 から成り立ち、今回開発した装置はこれらのプロセスを一貫して行うことのできるポータブル型 DNA 解析装置となる。

また、装置の小型化により、各プロセス間の連動が円滑化され、特に加温冷却を繰り返し行う PCR 増幅作業が大幅に高速化されることで、DNA 抽出プロセスから解析プロセスまでの作業が約25分で完了する。

NEC では、平成20年度の製品化に向けてさらに改良を重ねるとしている。


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