| Webテクノロジー | 2007年9月29日 11:20 |
|
競合多数ひしめくウイルス対策製品業界の流動的な勢力図 著者: Andy Patrizio オリジナル版を読む ▼2007年9月29日 11:20 付の記事 ■海外internet.com発の記事 事実上あらゆる業界において、整理統合が起きるのは避けられないが、ウイルス対策ソフトウェア市場にはこの経済法則が当てはまらないようだ。ロシアと中国由来の悪質コードが後を絶たないおかげで、同業界には多数の競合企業がひしめいている。 ウイルス対策製品ベンダーといえば、Symantec と McAfee が最も有名だが、市場調査会社 NPD Group の最新統計によれば、Trend Micro の業績が McAfee を上回っている。一方 McAfee は市場2位のシェア14%を持っていたが、今では4位に落ち、シェアも7%だという。 Trend Micro は、影響力の大きい小売大手 Best Buy の技術サポート部門 Geek Squad が Trend Micro の製品を勧めるようになって以来、市場シェアを2年前の2%から14%へと急速に伸ばした。Webroot Software の『Spy Sweeper』も Geek Squad の推奨製品となり、NPD Group のウイルス対策ソフトウェア販売統計で12%のシェアを持つ市場3位の会社となった。 これらの企業に比べ下位に位置しているのは CA だ。CA は IT 資産管理ソフトウェア『Unicenter』を手がけている。同社は1999年、VET Antivirus を買収し、そのウイルス対策エンジンを Unicenter の企業向けセキュリティ機能として組み込んだ。また CA は、過去にも同じくウイルス対策製品を手がけていた Cheyenne Software を買収している。 これによって、それまでメインフレーム ソフトウェアで有名だった CA は、ウイルス対策ソフトウェア市場で知名度を得て、今では多くの消費者が考えている以上に広く使われている。CA の開発担当副社長 David Luft 氏によると、Time Warner は自社のケーブル接続インターネット サービス『Road Runner』で CA のセキュリティ技術を採用しており、Yahoo! も自社のブラウザ用ツールバーで CA の技術を利用しているという。 Trend Micro と CA はいずれも、スイート パッケージ化戦略を採ることによって、競争の激しいウイルス対策製品市場で生き残っている。今やウイルスを防ぐだけでは不十分で、ファイヤーウォール、スパイウェア対策、不適切コンテンツ フィルタなどの機能も必須となっている。 「消費者向けのセキュリティ市場は、スイート パッケージ化という概念に移行した。消費者は、あらゆる機能が1つにまとまった製品を求めている」と Luft 氏は語った。 |
| トップページ | 画面トップ |
|