Webテクノロジー 2007年9月29日 12:30

開発者を取り込んで成長を目指す Skype

著者: Larry Barrett  オリジナル版を読む
2007年9月29日 12:30 付の記事
■海外internet.com発の記事

2億2000万人のユーザーを持つ eBay 傘下の VoIP サービス大手 Skype が、さらに注目を集めようと開発者に目を向けた。

Skype の開発者向けプログラム責任者 Paul Emery 氏は、9月27日に北米本社 (カリフォルニア州サンノゼ) で開かれた開発者向けイベントに出席し、同社は今後、VoIP 市場の興味深い存在からより本格的な通信プラットフォームへの転換を目指しているとした上で、一連の開発ツールを発表した。

その1つが同社初の Web サービスで、外部のアプリケーションやサービスから Skype の新しい『Unified Directory』へのアクセスを可能にするものだ。これを利用することで、現在 Skype が提供している『Skype Find』ユーザー リストや『Skype Prime』サービス プロバイダ リストよりも強力な検索機能を、開発者のアプリケーションに持たせることができる。Skype のユーザーや有料サービスのプロバイダ、および多人数での会話リストを検索できる Unified Directory へのアクセスを備えることによって、開発者は Skype のプラットフォームを利用したより多くの通信アプリケーションを構築できるようになる。

Skype の狙いは、より多くの開発者とユーザーを引き込むことだ。Emery 氏はイベントの席で、同社は現在6000人を超えるコミュニティ開発者と約50社の開発パートナーを擁し、彼らが開発した統合アプリケーションの数は合計130種あまり、それらのダウンロード回数は今年だけで3200万回以上にのぼると述べた。

新しい Web サービス プロジェクトは、まず少数のアプリケーション開発者がテストグループとして参加することになっており、その一部は27日のイベントにも出席していた。今週ロンドンと東京でも開発者と会合を持った Emery 氏は、Skype は第4四半期中に同 Web サービスの基礎構築に本格的に着手し、2008年第1四半期にはユーザーと開発者に正式に提供開始する意向だと述べた。



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