HomePlug と Panasonic、電力線ブロードバンド統一標準化で協力電力線にできることは、電気を送ることだけではない。電力線ブロードバンド (BPL) 技術そのものは、少なくとも2000年前後から存在するが、まだ克服すべき課題がいくつも残っている。
しかし、これまで対立していた業界団体 HomePlug Powerline Alliance と家電大手 Panasonic が、共同で新たに IEEE 標準案を提出したことにより、BPL はいよいよ主流技術へと大きく前進するかもしれない。 HomePlug の代表 Matthew Theall 氏は取材に対し、「7年以上前から最も大きな障害となっていたのは、業界をリードする企業の多くが、国際的な権威を持つ標準化団体による同技術の承認が必要と感じていたことだった」と語った。 IEEE の作業部会 IEEE P1901 Work Group for Broadband over Powerline は、まさにそうした国際標準化に取り組んでいる。業界団体の HomePlug には、Samsung、LG Electronics、Comcast、Cisco Systems の Linksys 部門、Intel、Texas Instruments など、家電/ネットワーク/通信/半導体業界の大手が名を連ねる。 HomePlug は Panasonic と共同で、対立していた両陣営の既存 BPL 製品間の相互運用性を確立する提案書を P1901 作業部会に提出した。Panasonic はこれまで、HomePlug の仕様と相容れない独自の仕様を推していた。 HomePlug の Theall 氏によると、同団体の推進する技術を採用した製品は、出荷数がすでに1000万台に上っており、主流への道を順当に進んでいるという。HomePlug の仕様は、同じ電力線上で送電とインターネット接続性の両方を実現するもので、伝送速度は14Mbps と200Mbps だ。IEEE 標準化に向けた新たな取り組みは、速度と機能性の両面でさらなる向上につながる可能性がある。 しかし Theall 氏によると、両陣営共同の取り組みにおいては、業界全体の前進を後押しする観点から、当面のところ単一の標準策定に重点を置くという。 関連記事 最新トップニュース
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