ARMv7 ファミリ「Cortex-A」シリーズの新モデル「Cortex-A9」ARM は、2007年10月4日、ARMv7 アーキテクチャファミリのアプリケーションプロセッサ「Cortex-A」シリーズの新モデル「Cortex-A9」プロセッサを発表した。
「ARM Cortex-A9 MPCore」マルチコアプロセッサと「ARM Cortex-A9」シングルコアプロセッサは、厳しい電力制約下で高い性能を実現する。 このため、携帯電話や、コネクテッド モバイル コンピュータ、コンシューマ機器、車載インフォテイメント機器、ネットワーキング機器、その他の組み込み/企業用機器などに適している。 また、NEC エレクトロニクス、NVIDIA、Samsung、STmicro、TI など、複数のパートナーがすでに Cortex-A9 プロセッサを採用していることも明らかになった。 Cortex-A9 は、Cortex ファミリの他のプロセッサや、人気の高い ARM MPCore テクノロジーと互換性を持ち、OS、RTOS、ミドルウェア、アプリケーションの充実したエコシステムを生かすことで、新しいプロセッサの導入に伴うコストを抑える。 Cortex-A9 は、主要なマイクロアーキテクチャの進化によって高いスケーラビリティと電力効率を実現した最初のコア。 投機的アウトオブオーダ実行、複数命令発行の8段からの可変長スーパースカラパイプラインを持ち、サイクル当たり最大4つの命令を実行。1GHz 以上で動作するデバイスで使用した場合でも現在主流の8段パイプライン プロセッサよりコストが低く、効率性に優れる。 合計8,000以上の DMIPS を提供し、高性能、コンシューマ、企業用アプリケーションの厳しい条件を満たす初の論理合成可能 ARM プロセッサであり、250mW という消費電力で実装した場合、現在のハンドセットより大幅に高い性能を提供できるとされる。 省スペース性も高く、TSMC 65nm 汎用プロセスで2,000 DMIPS の性能を提供する設計の場合、コアロジックは1.5平方ミリメートル未満のシリコンしか占有しない。 2,000〜8,000 DMIPS に拡張する性能は、現在のハイエンド携帯電話や STB の4〜16倍に相当し、エンドユーザーにとっては、複雑なマルチメディア対応 Web ページを一瞬で表示させて Web2.0 アプリケーションを最大限に活用したり、写真のようにリアルなグラフィックスやゲームを楽しんだりするほか、複雑な添付ファイルを迅速に開き、メディアファイルを編集することも可能となる。 ARM Cortex-A9 シングルコア、ARM Cortex-A9 MPCore は、すでにライセンス供与可能となっている。 関連記事 最新トップニュース
|
|