MontaVista、仮想技術による組み込みシステム開発支援サービス発表組み込みシステムの開発者にとって、使用するプロセッサおよびボードを実際に決定することは、潜在的な障害と言える。そしてそれは、時間とお金の落とし穴に変わり得る。
組み込み用『Linux』を手がける MontaVista Software は、そんな状況を解決する可能性を持つソリューションとして、仮想的な評価テスト環境をオンラインで提供する新サービス『MontaVista TestDrive』を発表した。 MontaVista TestDrive は、オンラインの仮想ラボとして機能し、特定の組み込みハードウェア構成の上で動作する『MontaVista Linux Professional』を開発者が評価できるものだ。MontaVista は、この新サービスが同社とユーザーの両方において、お金と時間の節約になると主張する。 また MontaVista の製品マネージャ Troy Kitch 氏によると、組み込み市場にはさまざまな Linux ツールが存在し、ユーザーはそれらの中から選べるため、多くの混乱が見られるという。さらに選択したツールが、特定の開発プロジェクトのために用意した組み込み用ハードウェアで実際に動作するか確認するという複雑な作業があり、それが結局のところ採用の障害になる可能性がある。 Kitch 氏は次のように述べた。「ベンダーの選定だけで製品開発期間が食いつぶされていく。そのため顧客は、(選定に問題があったと気付いても) すでに下した判断の再検討を嫌うことが多い」 MontaVista は、TestDrive サービスを提供するために Virtutech の仮想化技術『Simics』を利用している。 Virtutech のマーケティング担当副社長 Michel Genard 氏は、取材に対し次のように語った。「当社は舞台裏にいて、実際には存在していない仮想的な回路基板を利用できるようにしている。顧客側の視点で見ると、あたかも実際のハードウェアを扱っているかのようなリアルな体験だ」 Genard 氏は、Virtutech の Simics 技術を用いることで、MontaVista が仮想回路基板を集めた試験場を構築し、そのおかげで顧客はハードウェアの変更をクリック1つで行なえると述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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