Seagate のハイブリッド HDD「Momentus 5400 PSD」が出荷開始Seagate Technology は、2007年10月15日、ディスクストレージとフラッシュメモリを組み合わせ、電力効率、起動の高速化、信頼性の向上を実現するハイブリッドタイプ HDD「Momentus 5400 PSD(Power Savings Drive)」を、ノート PC 向けに出荷開始したと発表した。
これまでのノート PC では、高速なコンポーネントを使用してパフォーマンスを上げることは電力消費の上昇とバッテリ寿命の低下を意味し、データへのアクセスを高速化しつつ、いかに消費電力を抑えるかが課題となっていた。 Momentus 5400 PSD は、不揮発性キャッシュすなわちフラッシュメモリを使用し、ソリッドステートディスクドライブの利点を手頃な価格で提供する。頻繁に使用される HDD のデータを 256MB フラッシュメモリ上に置くことで、高速化、低電力性、信頼性、パフォーマンスの向上が実現する。 従来のハードディスクでは、ノート PC の電源をオンにして起動を始める前にプラッタが回転する必要がある。ハイブリッド HDD では、起動ファイルをフラッシュメモリに読み込むことで、この遅延を最小限に抑える。 ドライブが回転すると、回転メディアとフラッシュメモリの両方からコンピュータのファイルを読み込む。 また、Momentus 5400 PSD では、プラッタの回転時間を減らすことで HDD の消費電力を最大50%節減するため、バッテリ寿命が長くなる。ハイブリッドモードではハードディスクのスピンドルモーターが停止するため、ドライブの電源要件が劇的に緩和される。 プラッタの回転時間が短縮されることにより摩損が抑えられ、ドライブ寿命の延長も実現できる。ハイブリッドモードではドライブの読み書きヘッドの位置が固定され、ドライブは 900G の衝撃に耐えるという。これはノート PC を約 180cm の高さから硬い床の上に落とした場合の衝撃に相当する。 Windows Vista の ReadyDrive テクノロジーでは、特定のファイルへのアクセス頻度などコンピュータの使用パターンを、Vista Superfetch を使用して分析。アクセスの多いデータをフラッシュメモリに配置することで、システムの応答時間を短縮する。 なお、Windows Vista では、すべてのバージョンで、ハイブリッドドライブのネイティブサポートが提供されている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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