Eclipse、『Eclipse Rich Ajax Platform 1.0』を正式リリースWeb 開発者による『Ajax』を用いたリッチ インターネット アプリケーション (RIA) 開発の全体的な簡便化を図るため、『Eclipse』プロジェクトを運営する Eclipse Foundation は15日、『Eclipse Rich Ajax Platform (RAP) 1.0』を正式にリリースした。これは Eclipse のプラグインモデルを Web 開発者にもたらすものだ。
Innoopract の最高経営責任者 (CEO) で、Eclipse RAP プロジェクを率いる Jochen Krause 氏は取材に対し、次のように述べた。「RAP はランタイム プロジェクトで、Eclipse がリリースする初の Ajax ミドルウェア プロジェクトだ。これで Web 開発者は、コンポーネント ベースのアプリケーション開発が可能となる。この考え方は、Eclipse をこれほど強力なものにしたものと同じコンセプトで、Web 開発用ランタイムにももたらされることとなった」 Krause 氏は RAP プロジェクトについて、デスクトップ アプリケーション配備におけるクロスプラットフォーム化を実現するフレームワーク『Eclipse Rich Client Platform (RCP)』のサブセットとして定義した。RCP は IBM が『Lotus Notes』や『Sametime』などで利用しているクロスプラットフォーム技術だ。 RAP 1.0 は RCP と共にソースコードの単一化を実現する。すなわち、デスクトップおよび Web ベースのアプリケーションに、単一のコードベースで対応できるということだ。RAP 1.0 のリリースが、当初の予定から約3か月遅れた理由も、ソースコードの単一化にある。RAP 1.0 リリースが見え始めたのは、今年3月のことだった。Krause 氏によると、ソースコード単一化に対するコミュニティの要望が、このリリースにつながったという。 コードの再利用は、RAP を Eclipse の一部としてリリースすることで得られる重要な利点だ。なぜなら開発者は、何もない状態から始める必要がないからだ。 「機能性に関して、Eclipse の既存コードをアプリケーション フレームワークとして再利用できる。メニュー/ツールバー/ビュー処理といったサービスは、すべて再利用が可能だ」と Krause 氏は説明した。 関連記事 最新トップニュース
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