Microsoft は、異なるブラウザやプラットフォームで利用できるメディアストリーミング プラグイン『Silverlight』をベースにした、マッシュアップ アプリケーション構築ツール『Microsoft Popfly』の公開ベータテストを開始した。
Microsoft の CEO (最高経営責任者) Steve Ballmer 氏が18日、Web ビジネス年次カンファレンス『Web 2.0 Summit』のなかで明らかにした。
Microsoft が今年5月にアルファ版として初公開した Popfly は、直前の4月に発表した Silverlight をベースにしており、技術的な専門知識を持たないユーザーが Silverlight 上で簡単にマッシュアップを構築できるようにするツールだ。マッシュアップとは、単一の Web ページで複数のアプリケーションのデータや機能を組み合わせて作成した合成アプリケーションを指す。
Microsoft の声明では、Popfly の使用例として、「スケジュールや過去の試合の写真および動画、次の試合への道順などを掲載したサッカーチームのページのような、クラブ活動や組織のための Web ページを作る」ことなどに活用できると説明している。
その他にも、Popfly を使ったマッシュアップ構築で利用できる技術やアプリケーション コンポーネントには、『Windows Live』の『Microsoft Virtual Earth』技術や検索サービス『Windows Live Search』などが含まれる。また、上級者は『Visual Studio Express』を使用することも可能だという。
業界筋の多くは、Silverlight を Adobe Systems の『Flash』と直接競合する製品に位置付けている。ただし、Flash を駆逐できるほどのものかどうかについては、かなり不透明だ。とは言え、アルファテストの結果から Silverlight が人気を得ているとする Microsoft の主張を目安とするなら、Flash に善戦する可能性はあるだろう。