『OpenVMS』誕生30周年、機能を強化して新版がリリースDigital Equipment Corporation (DEC) が、同社『VAX』ハードウェア プラットフォームに対応した『VMS』OS のバージョン1.0をリリースしたのは、今から30年前のことだ。
DEC はその後、1998年に Compaq Computer に買収され、2002年には Hewlett-Packard (HP) が Compaq を買収したため、コンピュータ業界から姿を消して久しい。しかし、VMS は『OpenVMS』となって生き続けている。 HP はこのほど、OpenVMS (VMS) 誕生30周年記念行事の一環として、同 OS の新しいマーケティング キャンペーンの開始と、さらに、同社の『Integrity』サーバー用 OpenVMS の段階的アップグレードを発表した。 HP で OpenVMS のマーケティング担当マネージャを務める Dan Klein 氏は、取材に対して次のように述べている。「今回の『OpenVMS version 8.3-1H1』は、ブレード環境内で真に先進的な管理機能のすべてをサポートしている。これで OpenVMS は、『HP-UX』と完全に同等になった」 ただし、HP-UX は HP の『UNIX』系 OS で、OpenVMS はこれとは完全に異なるシステムだということも Klein 氏は忘れずに付け加えた。今回の新版で、OpenVMS は HP-UX と同等のパワーと冷却管理機能を備え、同社がすでに『HP-UX 11i v3』で実現している Integrity のブレード環境を、フルに活用できるようになったという。 新版のリリースは Integrity 用の OpenVMS のみで、『AlphaServer』用のリリースはない。AlphaServer は、OpenVMS がサポートしてきたもう1つの重要アーキテクチャだ。AlphaServer ベースのサーバーは、DEC の Alpha 製品ラインの流れを汲むもので、HP は2002年の Compaq 買収に伴いこれを DEC から受け継いだ。 Klein 氏によると、2007年初めの段階では、OpenVMS のユーザーがブレードにどれほどの興味を示すか確信が持てなかったため、HP では OpenVMS version 8.3-1H1 のリリースは計画に入れていなかったという。ところが、4月から10月の間に、ブレードに対する顧客の関心が著しく増大した、と Klein 氏は述べている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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